銀河鉄道の父
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宮沢賢治は、意外にも道楽息子であった。非常に興味深い内容ではあったが、宮沢賢治のあの優れた童話がなぜ生まれたのかの謎は、解けないままに終わったように思う。 | ||||
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図書館で借りて読んで感動したので、手元に置いておくための購入です。中古品なので心配していましたが、とても状態が良かったです。本を大切に扱っていらっしゃることが伝わってきます。また利用したいです。 | ||||
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映画を観てから読みました。 父親の心理描写が素晴らしい。 トシの姿もぐいぐい迫ってくる。 宮沢賢治をますます応援したくなりました。 ゴッホや村山槐多のように、惜しむべく夭折したけれど、その破天荒な人物像ゆえに、現世でしぶとくしたたかに生きられないほど、純粋で美しい魂の持ち主だったのだろうと思いました。 そして、近くで困惑しながらも支えた家族がいたことが分かりました。 | ||||
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妹トシの話はよく聞くが、父政次郎にフォーカスしたのは意表を突かれた。「父と賢治は反発していた」評は聞いたことがある。作中でも確かに、常に賢治を応援するような父ではなかったが、賢治の質をしっかりと観て、時に厳しく時に慈しむ、あるべき父の姿ではなかったか。作中で見れば、賢治の父への反発は甘えの裏返しと思える。 政次郎が賢治の童話を読んで主張云々ではなく「眼目はあくまで綺譚それ自体のみにある」と評したシーンで政次郎が賢治の理解者であったと解る(著者の理解も素晴らしい。握手したい)。良くも悪くも普通で真っ当な政次郎の視点だからこそ、共感をもって宮沢家を見れるんだと思う | ||||
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賢治の父は地元では経済的に成功者であり町会議員を務める地元の名士でもある、しかしながら彼の長男は身体が弱く家業の質屋を継ぐ事さえできない不祥の息子としか世間では見られていない。 本人は性格的に質屋を継ぐのは無理だと分かっていても親に反発していたわけでもなく事業を起こすにしても父親の経済力を当てにするしかない事は理解していた。 実業で父を超える事を目標にしても父以外の 経済人を味方にする知恵も根気も体力も持ち得なかった。 父が子供に見せた度量と優しさは賢治にも受け継がれ、この小説の主題とするところである。 子供に対する優しさ特に弟妹への思いやりは 後世本人達から伝えられている通りである。物書きの才能は妹のトシの方があったらしいが残念ながら早世し賢治がその思いを継いで物語を紡いだのが銀河鉄道の夜等の作品として結実している。 生きている間に陽の目を見ずに亡くなったのが残念でならない。特に妹さんも含めて 文筆家や出版社や大作家と言われるような人は児童文学や童話は評価に値しないと無視していた、 今も似たような状況かもしれない。 | ||||
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