熱源
- 歴史小説 (99)
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口コミ評価はとても高かったので期待して読みましたが、いわゆる私が求めている娯楽としての面白さはなく、終始国語の教科書を読んでるようでした また、カタカナの苦手な私には聞き慣れないカタカナの名前とかが苦痛でした 物語も色んな人物と場面と時代が飛躍して描かれるので、折角このモードに慣れたと思ったら別の世界観になっていくので、終始読みにくい あと、いきなり何年とか何十年後とかに1行で飛んでいくので、ついていくのが億劫になります とにかく詰め込み過ぎな準文学作品的な小説でしたので、娯楽小説好きにはちょっと合いませんでした | ||||
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なんというか登場人物がみんな同じ顔の人間でのっぺりしたように感じてしまう。 アイヌ、ポーランド、日本の史実を実在した人物が歴史をなぞるといった構成。興味深い歴史ではあるけど、資料に物語を肉付けしたような違和感が冒頭から拭えなかった。 ノンフィクション小説の面白さはドラマがあることだと思うけど、その要素も薄い 小説という形式じゃなくて歴史書みたいな感じで史実をまとめた方が興味深かったかも | ||||
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史実に基づく歴史小説。中央から離れた周辺地域を舞台にするのは他の作品と共通している。 死の描写も同様に生々しい。それを上書きするように生きる力は迫力がある。熱源とは命あるものが持つエネルギーのようなものか。それに火を灯す事で初めて前に向かって進む事ができるようになる。 サハリンもかつては日本人、ロシア人、アイヌが混じり合って生きていたのだ。そこに国家という中央の権力は国境という見えない線を引いて、意味のない分断を作ろうとする。 線を引く事が文明的であり、進歩的だというのは本当なのか。むしろ曖昧な国境という考え方こそが、現代に最も必要な知恵ではないだろうか。 | ||||
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新品と書いてあったので、購入をしたのでが届いた商品は新品とは言えないものでした。傷がたくさんあったりしました。 | ||||
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小説とはいえ、史実を基にしているので、あいまいにしか知らなかったサハリン(樺太)での領土支配権のあらまし、そしてそこに元々住んでた人、後から来た人がそれぞれどんな人たちで、歴史というか戦争という領土争いの中で彼らが具体的にどのように影響を知れたのがよかった。テキストなんかで3行くらいで書かれていて、字面は追っても何も残らなかっただろうことが、登場人物たちを絡ませることでなるほどと頭に入って行く感じは脳が気持ちよかった。(いつまでこの記憶が残るかは別問題だがw) 元々大学で民俗学をかじり始めていたブロニスラフ・ピウツスキが、流刑地のサハリンで、土着の少数民族の生活をまさにフィールドワークを通して記し始めるところ、そしてどんどんのめりこんでいくところ、自分もそういう分野に元々興味を持っているので、彼が夢中になっていく気持ちとかすごく共感できた。その中でロシア人たちが入植してきて、村を燃やされたり、法的後ろ支えもなかったりして、その結果奥地へ居住地を移転させなくてはならなかったり、アイヌだけでなくこうやってマイノリティが排除されてったのもよく分かった。 400P超となかなか長い小説なので、正直流し読みになってしまった部分もあるけど、久々に読了満足間に浸れた小説だった。それにしても、アイヌの名前はロシア名よりなお覚えずらい。 | ||||
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