火定
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全1件 1~1 1/1ページ
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天平の昔に大流行した天然痘に怯える庶民と、流行り病と闘う医師たち。今でこそ病の原因は比較的容易く突き止められるが、当時の人たちはそれこそ疫神の怒りだ、と恐れ戦くばかりでにっちもさっちもいかなかったのだろう。 | ||||
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この作家さんの作品が気に入って読んでみました。期待どおりで良かったです。 次の作品を物色中です。 | ||||
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興味を持って二度読破、、。 | ||||
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8世紀寧楽の都に遣新羅使が持ち帰った天然痘が大爆発。多くの人が死ぬ中で孤軍奮闘の町医者を中心に物語が進行。阿鼻叫喚の死者の群れとさまざまな人間模様が織りなし、作家のボルテージは最高潮に。 | ||||
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歴史、時代小説好きではあるけど、奈良時代は固有名詞も名前も読みづらく取っ付きにくいとか難しいんじゃないかって思いながら手を取ったけど、全然そんなことは無いぞ!すごく読みやすい。 当時の医療関係者たちの奮闘記は現在と何も変わらない。懸命に戦う彼らあっての現在の私たちと思うと、ただただ頭が下がる思いです。 | ||||
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小説では天然痘に罹患した患者はあたかも9割方死亡するような描写だった。しかしwikiによれば実際には2割〜5割程度の死亡率とのこと。この天平の大流行時には最初期の流行であり、死亡率も高かったのだろう。それでも5割程度の死亡率だったと思われる。 それなのに悲田院の罹患した子供たちを蔵にその死を前提に閉じ込めた施薬院の対応はいくら無知とは言え暴挙と言わざるを得ない。しかも遺体が原型を留めなくなるまで腐敗するまで誰もその存在を忘れているとはお粗末としか言いようがない。 人物の描写もステレオタイプで、オチも陳腐なものだった。奈良の町並みや家屋の描写、それに登場人物の発言などがどうしても奈良時代とは思えないようなものだった。江戸時代の時代小説を読んでいるような雰囲気。そもそも奈良時代なら庶民の民家は弥生時代から続く竪穴式住居で上框なんかなかった。直木賞を受賞させなかったのは選者達の最後の良識だったのかもしれない。 | ||||
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