腐れ梅



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
腐れ梅
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.10pt ( 5max) / 10件

楽天平均点

3.22pt ( 5max) / 9件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2017年07月
分類

長編小説

閲覧回数1,517回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

腐れ梅

2017年07月05日 腐れ梅

平安期、紀伊から流れ着いて京に住む綾児(あやこ)は、表向きは巫女を名乗りつつ、内実は色を売って暮らしていた。若盛りを過ぎたとはいえ、綾児はその貧しい界隈では美貌の巫女だった。ある日、入れ込んだ男に逃げられて腹を立てていた綾児のもとに、似たような境遇の巫女・阿鳥(あとり)から、あやしい儲け話の誘いが持ちかけられる。40年ほど前に、京から大宰府に左遷されて非業の死を遂げた右大臣、菅原道真の祟りを利用するというのだ。公卿たちは、相次ぐ皇太子の死や、清涼殿に雷が落ちて、その後に帝が亡くなったのは、道真の怨霊の仕業だと考えているという。ゆえにその死霊を神様として祀れば金儲けができると、道真の名前さえ知らない綾児に、阿鳥は熱心に語るのだった。半信半疑だった綾児は、憑坐(よりまし)や巫女は綺麗な女子供の方が信用されるという阿鳥の言に、激しく心を揺さぶられる。そして、自分の美貌と阿鳥の知恵があれば、この話はうまくいくと目論むのだが……。 実力派作家が描く、傑作歴史長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

腐れ梅の総合評価:8.20/10点レビュー 10件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(5pt)

最高に面白い

この作者は、平安時代を書かしたら最高ではないでしょうか。
腐れ梅Amazon書評・レビュー:腐れ梅より
4087711099
No.9:
(4pt)

憎しみと愛欲

魅力的な主人公だった、主人公の真直ぐなバイタリティーは、読んでいて楽しかった。そのまま、主人公の社への思いと、律令国家の没落に代わって出現する新興勢力とを重ね合わせて、終わりにして欲しかった。何故、不自然な形で主人公を失脚させ、主人公とは正反対の性格の阿鳥を、返り咲かせたか、疑問。
腐れ梅Amazon書評・レビュー:腐れ梅より
4087711099
No.8:
(5pt)

北野天満宮の造営の歴史

北野天満宮の起源には巫女の文子がかかりあっていることが、リアルに描かれている。その意外な役割が興味深い。
腐れ梅Amazon書評・レビュー:腐れ梅より
4087711099
No.7:
(1pt)

読後感が良くない。

読みにくかった。他の作品を読みたいとは思わなかった。
腐れ梅Amazon書評・レビュー:腐れ梅より
4087711099
No.6:
(3pt)

惜しい、実に惜しい

物語としては最高点を差し上げたい。1行目と最後に同じ言葉が繰り返され、それがタイトルにも符号するので読んで「ああそうか」「これがテーマなんだ。」と思い、クスッと笑いもする。うまいなと思う。
菅原道真の天神信仰とその総本山たる北野天満宮の発祥を一人の巫女によるものと仮託し、さらにその象徴たる梅の花がその巫女であり売春婦である女の病によるものとしたのはおったまげたし、大笑いした。そうか、梅の病、梅の毒か、と。
ただ惜しむらくはこの時代、梅毒はまだないのである。フィクションだからと言っても。じゃあフィクションなら時代小説にエイズを出していいのかということになる。
日本の文献に梅毒がでてくるのは室町か戦国時代。中国から入ってきたと思われる。そもそも梅毒はコロンブスの前までアメリカ大陸にしかなかった、コロンブスによって梅毒はヨーロッパに持ち帰られ、一気に世界中に広まった。その代わりアメリカに無かった天然痘が持ち込まれた。これを「コロンブス交換」という。
参考文献を見ると、北野天神に関するものはあっても梅毒については調べていないように見受けられる。
物語の根幹に関わることなのでちゃんと調べて欲しかった。
それともわかっていたけど、物語が成立しないから無視したのだろうか。
腐れ梅Amazon書評・レビュー:腐れ梅より
4087711099



その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク