恋ふらむ鳥は



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    初公開日(参考)2022年07月
    分類

    長編小説

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    恋ふらむ鳥は

    2022年07月04日 恋ふらむ鳥は

    時は7世紀。飛鳥の世に生きた一人の女、額田王(ぬかたのおおきみ)は子まで成した大海人王子(おおあまのみこ)と別れ、その兄、葛城王子(かつらぎのみこ)の仕切る宮城で宮人として勤めに邁進する。誰かの妻や母としてではなく、一人の人間、歌詠みとして生きる道を模索するも、葛城の死、大海人の挙兵で運命は一転する。白村江の大敗、叔父と甥が争う壬申の乱……。動乱の飛鳥の世を生き抜いた万葉の歌人・額田王の激動の半生を鮮やかな筆致で織り上げた傑作歴史長編。(「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (4pt)

    予定通り届きました

    表紙の角などが少し擦れた感じはありますが、中は新品同様にきれいで気持ちよく読めます。。ありがとうございました。
    恋ふらむ鳥はAmazon書評・レビュー:恋ふらむ鳥はより
    462010857X
    No.6:
    (5pt)

    額田の王を主人公に、その生きた時代を描き出し、読む者を惹き付けてやみません。

    額田の王を主人公に、その生きた時代を描き出し、読む者を惹き付けてやみません。
     日本が、国のかたちを整えていった、その舞台としての奈良の生き生きとした姿も、四人の天皇に関わり合った彼女の足跡に、浮かび上がってきます。
     澤田さんは、絶世の美女とは書いてはいませんでしたが、描き出された人物像は、とても魅力的です。
     古代史や、中世史を、博士課程にまで進んで学ばれた方らしく、最近の学術的な研究成果にも、目配りが行き届いているようで、安心して読み進むことが出来ています。
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    No.5:
    (5pt)

    読みやすい

    時代小説といえば、慣れない言葉遣いやお堅い表現ばかりで読みにくいイメージがあったのですが、この小説はそんな事はなくとても読みやすかったです。
    本の分厚さだったり、最初の人物紹介から人数が多くてひよってしまうかも知れませんが心配しなくても大丈夫です。
    内容がとても面白いのでさらっと、読み終わってしまうし、書き方が上手いのか、人名で誰だっけ?といったことがなかったので初めての時代小説を読む方におすすめの本です。

    鎌足と額田の関係がとても良かったです。
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    No.4:
    (5pt)

    額田と一緒に飛鳥時代を駆け抜ける

    飛鳥時代の歌人、額田王を主人公とした物語です。

    私にとって飛鳥ものといえば、山岸涼子先生の「日出処の天子」!
    気になって調べてみたところ、この作品の舞台は「日出処の天子」の時代のおよそ60年後でした。

    蘇我入鹿が暗殺されて蘇我氏(のメインの血筋)が滅んだ後、藤原氏が勃興する前の話です。
    天智天皇没後の跡目争い・壬申の乱をめぐる人間模様が物語後半部分の中心になります。

    全ての登場人物が生き生きと描かれていて個性的で、物語の中に引き込まれてしまい、長いのに長さを感じさせない小説でした。

    特に宮仕えという仕事に対する額田の姿勢と葛藤が、細やかに描かれていて自然に額田に感情移入してしまいます。

    政治に口出しすれば「女のくせに」と言われ、仕事熱心に仕えるほど葛城王子と男女の仲なんだろうと陰口を言われ(男なら忠義者という評価が下されるのに)、とにかく女ということで額田は仕事がしづらいのです。

    元夫・大海人王子に対する額田の冷めた気持ちも、共感できました。私の母と大海人王子の性格がすごく似てるから(笑)
    彼のような無邪気な性格の人は、友人・知人として付き合う分には楽しいですが、身内にいるとイライラするんですよね…。

    そんなわけで額田に共感した私は、自分のすぐそばでこの額田という女性が生きているという感覚になりました。そして物語を読み終わった時、額田になって壬申の乱を、飛鳥時代を、生き抜いた感覚になりました。

    実は新聞連載時にも読んでいて、その時は結末に対してちょっともやっとした気持ちを持ったのですが、今回単行本を読んですっきり納得できました(加筆修正された?もしかしたら私の読み落としかもですが。)
    同じように新聞連載を読んでいた方、単行本での再読をお勧めします。
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    462010857X
    No.3:
    (5pt)

    それは歌詠みになるからはじまった。

    奈良時代、660年頃から始まった。
    白村江の戦いから672年の壬申の乱に至る額田王の生きざまを描く。
    その凄まじい時代に生きた証が和歌として今もここにある。
    ああ、夏の、古しえを恋うという杜鵑(ホトトギス)がなつかしく。
    「人の世とは人同士がぶつかり合い、悶着を起こす諍いの世なのだから」。
    でも、「この世にある限り、懸命に生きねばならない」のだ。
    読んだ568Pのラストのフレーズで落涙する。
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