迷宮の月
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遣唐使節を再開するために、命の危険をおかしてもその使命を果たそうとするその心意気に感動です。 過去の日本にはこんなことがあったのかと、先人の努力には頭が下がります。 | ||||
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安部龍太郎の≪古代史小説≫ 私が『ふりさけ見れば』を出版前に予約してまで読むというので≪そこまで入れ込むのは、きっと面白いのだろう≫とある友人が評した。ちょっと補足解説しよう。 ≪古代史小説≫は安部が近年に開拓した新しい領域であり、まだ続く作品があるかもしれないが、今のところでは『ふりさけ見れば』は、≪古代史小説≫の最期を飾るものだ。 私は『ふりさけ見れば』の単行本化を待つ間に安部龍太郎に≪古代史小説≫があるのを知って興味深く読んでみたのだ。 安部龍太郎は、これまでに古代史小説を3作品ものにしている。このシリーズを列挙してみる。 刊行年月、タイトル、作品が扱う時代だ ①2015年8月『姫神』 推古天皇の御世、聖徳太子が隋との国交を目論む。九州の宗像一族が橋渡しを命ぜられる。タイトルの≪姫神≫は、宗像神社の沖津宮(おきつぐう)の祭神である田心姫神(たごりひめのかみ)のことだ。 ②2018年5月『平城京』 藤原不比等による新都平城京造営計画 主人公は阿倍船人(架空人物だが)作品③に登場する。彼が平城京造営の実務者を務める。この仕事を引き受けることで、作品③の唐からの帰国時の不始末による罪が許される。 平城京造営に成功し、阿倍船人は希望する遣唐使船の船長として復活する。吉備真備と阿倍仲麻呂(架空人物である阿倍船人の‟甥”にあたる設定)を唐に送る。 ③2020年4月『迷宮の月』 白村江の敗戦後初めての遣唐使派遣と国交回復。遣唐執節使は、粟田真人。作品では、架空と思われる阿倍船人が、粟田真人の娘の許嫁で、第4船の船長に抜擢される。しかし唐からの帰国時の不始末で処分される。 ④2023年7月『ふりさけ見れば』 遣唐留学生として唐に渡り長期滞在し国家試験である科挙に合格、時の皇帝玄宗に取り立てられ出世し、国際人として大活躍する主人公阿倍仲麻呂。 ご覧の通り、歴史の経過は①⇒③⇒②⇒④となる。 | ||||
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当時の艱難辛苦が思いやられる。 | ||||
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この1冊でも面白い、のですが、 できれば作品世界の後年に生じた遷都を語る「平城京」を先に読了しておくと もっと楽しく読めます あと気になるのは 最終段で異なる進路を選んだ若き船長(「平城京」での主人公)が どのように闘い抜いて帰国したのか何処かで書いていただけたら いつか読めるといいなと望んでいます | ||||
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一気読み!白村江の戦いに日本渡海軍が破れて、遣唐使が途切れて,30年余。再会するべく死を恐れず唐に渡ったが、唐は無く皇帝は変わっていた!どうなるか?一気読み! | ||||
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