名残の花
- 時代小説 (398)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
名残の花の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天保の改革ののち、歌舞音曲などを厳しく取り締まり市民を苦しめ「妖怪」とまで呼ばれた鳥居耀蔵。幽閉を終えて帰って来た江戸は東京と変わっていた… | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は鳥居、、とー思いましたが、連作としっつたらー俄然興味が沸きました。さわだリズムが心地よい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ご一新から5年を経た東京の町並み。 天保の改革で厳しい取締りを推進した鳥居耀蔵の晩年の佇まい。 能楽師、金春座の地謡方だった中村平蔵の内弟子との掛け合い。 江戸時代から明治へと時代は急速に近代化が進んでいき、その時の心模様を問いかけている。 時代の変化はあれど、そんな中で残すべき歴史や文化、伝統があると力説。 有形無形に関わらず、価値のあるものは次の世に残すべきだと。 ”鬢髭を墨に染め”てでも若やぐがごとく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
田沼意次と並び、以前は悪く扱われた人物に焦点を当て、能楽と結び面白く読んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
名残の花 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筆者には珍しく、江戸から明治にかけての小説。元南町奉行、鳥井耀蔵の晩年を、「彼らしく」物語は展開するが、維新と将軍の存在を理解しようとしないご隠居さんは、新しい江戸(東京)の変貌が面白くない。能楽師見習いの若者とその師匠とのやり取りで、幽閉されていた期間の大変革に戸惑いながら、奉行時代の正義感を発揮する。明治新政府の動きや、維新の立役者は登場しないので、明治初めの全体像はわからないが、幕府に保護されていた、能という伝統文化を守ろうとする市井の人達に共感しながら、時代の移り変わりを納得させられていく様は、いつの時代も同じであろう。古い権威と決別しなければならないという葛藤は、読んでいるものに共感を与えてくれる。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|