若冲
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若冲は京の錦高倉市場の青物問屋の長男として生まれた。23歳で家督を継いだが商いは弟任せで専ら部屋に籠って絵を描いており、外出といえば相国寺慈雲院の大典和尚の処だ。妻の三輪を娶ってからもこの生き様は変わらず、三輪は姑にいびられ蔵で首を括ってしまう。三輪の弟弁蔵は姉を死に追い詰めたのは義兄らだと若冲の贋作を作って責めたてる。怨憎の相克の中で生きる二人であったが、年月を経て祇園の宵山に飾られた二双のそれぞれの手になる升目描きの鳥獣図屏風を見て若冲が何れも自分の絵だと言いきったとき彼我の別は消えていた。作中には、池大雅や与謝蕪村、丸山応挙らとの関わりも描かれてその交遊を通して京の暮らしや町屋の風情、はては公家町の様子も垣間見える。また、画技研鑽で京に来ていた松平定信の近習で文人画の谷文晁の最後の仕切りも鮮やかだ。 | ||||
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しっかり梱包されてました | ||||
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若沖の作品は細かい上に色彩が綺麗で有名と思っていたが、その裏にこんな凄い境遇にいたとは驚きました。司馬さんとは全く違う歴史小説で今後が楽しみです | ||||
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文体が美しい。広重ブルーと合わせて読むと、当時の京都の文化と江戸の文化のコントラストがくっきり浮かび上がる。京都画壇の少々陰湿な競争や、若冲の肉親への愛憎が細やかに描かれる。それにしても、京都の文化レベルは明らかに江戸より高かった! 若冲の絵の見方が変わる事請け合い。読了後の静かな感動に酔いしれた。 | ||||
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満足しています | ||||
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