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名残の花



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【この小説が収録されている参考書籍】
名残の花
名残の花 (新潮文庫)

名残の花の評価: 4.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

ヤッツパリいいなぁ

最初は鳥居、、とー思いましたが、連作としっつたらー俄然興味が沸きました。さわだリズムが心地よい作品です。
名残の花 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名残の花 (新潮文庫)より
4101042810
No.4:
(5pt)

こころ温まる。

ご一新から5年を経た東京の町並み。
天保の改革で厳しい取締りを推進した鳥居耀蔵の晩年の佇まい。
能楽師、金春座の地謡方だった中村平蔵の内弟子との掛け合い。
江戸時代から明治へと時代は急速に近代化が進んでいき、その時の心模様を問いかけている。
時代の変化はあれど、そんな中で残すべき歴史や文化、伝統があると力説。
有形無形に関わらず、価値のあるものは次の世に残すべきだと。
”鬢髭を墨に染め”てでも若やぐがごとく。
名残の花 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名残の花 (新潮文庫)より
4101042810
No.3:
(4pt)

好感度の非常に悪い、主人公を敢えて取り上げて面白い。

田沼意次と並び、以前は悪く扱われた人物に焦点を当て、能楽と結び面白く読んだ。
名残の花 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名残の花 (新潮文庫)より
4101042810
No.2:
(5pt)

名残の花

名残の花
名残の花 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名残の花 (新潮文庫)より
4101042810
No.1:
(4pt)

お江戸の置き去り人

筆者には珍しく、江戸から明治にかけての小説。元南町奉行、鳥井耀蔵の晩年を、「彼らしく」物語は展開するが、維新と将軍の存在を理解しようとしないご隠居さんは、新しい江戸(東京)の変貌が面白くない。能楽師見習いの若者とその師匠とのやり取りで、幽閉されていた期間の大変革に戸惑いながら、奉行時代の正義感を発揮する。明治新政府の動きや、維新の立役者は登場しないので、明治初めの全体像はわからないが、幕府に保護されていた、能という伝統文化を守ろうとする市井の人達に共感しながら、時代の移り変わりを納得させられていく様は、いつの時代も同じであろう。古い権威と決別しなければならないという葛藤は、読んでいるものに共感を与えてくれる。
名残の花 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:名残の花 (新潮文庫)より
4101042810

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