彷徨える帝



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 12件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1997年03月
分類

長編小説

閲覧回数589回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

彷徨える帝 (新潮文庫)

1997年03月01日 彷徨える帝 (新潮文庫)

足利幕府が擁立する北朝に皇統を奪われた南朝方。その一人として、小倉宮を奉じ南朝再興に尽力する北畠宗十郎は、後醍醐帝の呪力が込められた三つの能面の入手を命じられた。面に隠された、幕府を崩壊させるほどの秘密とは何か?将軍暗殺―嘉吉の乱を経て、時代は大きく動いてゆく…。日本史の中で無視され、抹殺されてきた闇の「後南朝時代」に大胆な解釈を加えた、渾身の快作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

彷徨える帝の総合評価:8.00/10点レビュー 12件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(5pt)

南北朝の詳細がわかる

今まで曖昧だった南北朝時代の真実?が色々な登場人物を交えて描かれており、
流石に安部さんだなと思いました。
彷徨える帝(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:彷徨える帝(上) (角川文庫)より
4043659032
No.11:
(4pt)

応仁の乱へ続く室町動乱の歴史

高校日本史の歴史の授業では、注目度が余り高くない嘉吉の乱を後醍醐帝の南朝復興のための呪力によるものとしたストーリーは、授業への興味付けにもなる内容でした。
彷徨える帝(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:彷徨える帝(下) (角川文庫)より
4043659040
No.10:
(2pt)

目次の朱肉印

別段何も無い❗との事でしたが、見開き目次の真ん中に1.5cmの大きい朱肉印があって、極めて目障りで毎回目次から入るので、残念でした。
彷徨える帝 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:彷徨える帝 (新潮文庫)より
4101305137
No.9:
(3pt)

「時代」が描けていない。

どうも最近読んだ山岡荘八の「太平記」が物足りなく、この時代についての時代小説を探していました。最近読んだ「世阿弥の世界」に世阿弥と絡めてこの小説への言及があり、さっそく手に取りましたが、さて読後感というと。エンターテインメントとしてはよくできています。そうでなければ出版まで至りません。逼塞を余儀なくされた南朝側と幕府側という構図はうまく抽出されています。ただここに鎌倉公方という本質的なわかりにくいnoiseが絡んでくるため、どうしても複雑になってしまいますが、これは時代の拘束でもあります。両陣営の人物の配置もエンターテインメントとしては定番ながらもよくできています。ただあまりにもformatにはまりすぎて進めば進むほど類型的な印象を与えるものでもあります。
ただ問題は面の謎をうたいながらも、どうもその謎がストーリーの展開とうまくはまっていないようです。上巻の最初に明確に提示されながらも、下巻の最後までその謎がわかりやすく解明されることはなく、最後に突然出てきるという仕組みでは読者にその意味合いが伝わるのかどうかは疑問です。僕には今でもよくわかりません。それにここからは好みの問題になるのですが、どうもアクションシーンと濡れ場が頻発しすぎのようです。
そして一番の問題は著者のアナーキックなユートピア願望による作品の締めくくりです。この色合いは下巻の後半に至って色濃く出てくるのですが、著者のような締めくくり方では、この選ばれた時代の意味合いが薄れてしまうのです。時代という枠組みは、作品の全体を支える役割を放棄してしまい、著者の個人的な世界観を描くためのただのパーツの役割にdebaseされてしまいます。このようなしめくくりなら時代小説というformatはいかほどの意味を持つのでしょうか。読者の好みは様々です。でもこれでは私のような「時代」の固有の可能性と拘束の抽出を求めるものには大いなる不満が残るのです。
彷徨える帝(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:彷徨える帝(上) (角川文庫)より
4043659032
No.8:
(4pt)

南北朝合一後の反乱を描いた伝奇小説です

本書は伝奇小説です。
そのため、帝、将軍や幕府要人以外の登場人物は、架空の人物です。
もちろん幕府方と南朝方の主人公も、架空の人物です。
また、有り得ない能力もあります。
下巻は、赤松家と南朝の関わりから話が始まり、義教暗殺とその後の混乱を描いて終わります。
上巻では観阿弥暗殺の話から始まり、その後は何の脈絡も無かったのですが、最後になって繋がりました。
本書では、安部氏の天皇観も描かれています。
愉しめる伝奇小説です。
彷徨える帝(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:彷徨える帝(下) (角川文庫)より
4043659040



その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク