秋萩の散る



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秋萩の散る (文芸書)
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初公開日(参考)2016年10月
分類

長編小説

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秋萩の散る (文芸書)

2016年10月07日 秋萩の散る (文芸書)

わしと共に、京の者たちを呪い殺そうとは思わぬか――。薬師寺別当に任命され、遠い京から下野国にやってきた道鏡は、行信という僧から禍々しい誘いを持ちかけられる。一瞬、道鏡の心を過ぎったのは……。日本の威信と将来を担う人々の姿、奇跡のような瞬間が、奈良の都に満ちる。『若冲』の著者による、人生の機微に触れる傑作歴史小説。(「BOOK」データベースより)




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秋萩の散るの総合評価:7.43/10点レビュー 7件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(4pt)

性善説なのか、性悪説なのか

5編の短編がありますが、印象に残ったのは、「秋萩の散る」です。主人公の道鏡は危うく行信の口車に乗って、自分の心の闇に深く引きずり下ろされるところでした。人間は善にも悪にもなり得る存在である。この小説を読んで、人ごとではないな、と自分自身の問題として読めました。残念なのは、短編なので少ししか楽しめません。同じテーマで長編にして欲しかった。この作家の力量からして、可能だと思います。
秋萩の散る (文芸書)Amazon書評・レビュー:秋萩の散る (文芸書)より
4198642702
No.6:
(2pt)

内容以前の問題

とにかく読みにくい。
地名や人名などの固有名詞に当時(奈良時代)の漢字と読みを使用するのは作者の拘りなのでしょうが、あまりにも馴染みのない漢字と読みが使用されているので内容が頭に入ってこない。
申し訳ないが第2話の途中で読むのを断念しました。
この作者の著作は二度と買わないでしょう。
秋萩の散る (文芸書)Amazon書評・レビュー:秋萩の散る (文芸書)より
4198642702
No.5:
(5pt)

奈良時代が舞台の、解説書や『続日本紀』にヒントを得て巧みに構成された短篇5篇

各短編の内容を、上記の商品の説明の内容などとは別の角度から、なるべくネタバレしないように少しだけ補足しておきます。

「凱風の島」鑑真の日本への渡海時の有名なエピソードを巧みに利用して描く、歴史上の人物たちの運命の分かれ道(結果は一応史実)

「南海の桃李」『続日本紀』の記事を巧みに活用して、吉備真備が遣唐使仲間の亡き親友の真意をたどることになる旅(なお、真備は大宰府に赴任してますが、旅についてはフィクションか?)

「夏芒の庭」『続日本紀』に出てくる医師達の親族を含む、大学寮の若者たちの友情に ...

「梅一枝」石上宅嗣大ピンチ!(ご落胤もの)

「秋萩の散る」行信と道鏡を結び付けた秀逸なアイデア!道鏡の心の真実に迫る!(なお、行信と道鏡が交渉があったかどうかは、調べた限り不明なようです。)
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4198642702
No.4:
(4pt)

親子二代(著者)の不ファンになって。

鑑真和上が登場し驚きと親しみを感じ、奈良の話は非常に興味深く、前に東大寺の大仏造営の話も面白く読み、登場人物がこの時代に焦点を当てれれていて、今後の作品も楽しみで期待したい。
秋萩の散る (文芸書)Amazon書評・レビュー:秋萩の散る (文芸書)より
4198642702
No.3:
(3pt)

本書も限りなく失敗作に近いのでは

著者の作品を読むのは、、に続いて三作目です。どれも問題含みとしか言いようのない作品ばかりです。著者の視点はどれも興味深いのですが、結構ひとりよがりのpedantismで特異な言葉の用法が作品の中で昇華されていないのです。本書収録の作品はその大半が雑誌に掲載されたものですが、本書での収録の順序は、雑誌掲載の順番とは微妙にずれています。
さて本書の時代は奈良時代です。もっとも本書では奈良は「寧楽」として全編表示されているのですが。登場する人物は歴史上の主人公を中心としているのですが、どれもそれほど著名な人物ではなく、かつそれぞれの作品の背景となるこの時代の基調となる説明が不十分なため、虚と実の交錯が読者にはどうも楽しめないのです。おそらく著者は通説とは異なるメッセージを本作品の中で提示しようとしているのは何となく理解できるのですが、もともとあまり有名な人物が素材とされているわけでもなく、メッセージの呈示が断片的でその呈示を支える時代背景の展開が弱いため(これは短編というスペースの限界のせいでしょうか?)、メッセージの魅力が強く訴えかけてこないのです。そして凝りに凝った風景描写がどうも浮き上がってしまうのです。
秋萩の散る (文芸書)Amazon書評・レビュー:秋萩の散る (文芸書)より
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