天才までの距離
- 美術探偵・神永美有シリーズ (3)
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岡倉天心、フンデルトヴァッサー、レンブラント等、美術品の真贋を題材とした美術ミステリー小説です。 前作の"天才たちの値段"を読まずに本作を読んだので、はじめは登場人物の把握ができず内容がいまいち理解できませんでしたが、だんだんその辺りが分かってくると面白く読むことができました。巻末の解説に、簡単に人物紹介と前作のあらすじがあるので始めにそこを読んでおいても良いかもしれません。 美術の勉強にもなりましたし、美術に興味がある方ならば、読んで楽しめるのではないでしょうか。 | ||||
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安いし早いし良かったです。これからも利用したいと思っています。 | ||||
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美大の准教授の佐々木と天才美術コンサルの神永の二人が美術品に関わる謎を解く短編集の第2弾。 本書には5つの作品が収められているが、何れも美術にまつわる薀蓄が一杯でその方面が好きな人は楽しめるであろう。残念ながら全く疎い自分は詳細を殆ど読み飛ばしてしまったが、それでも名前しか知らなかった岡倉天心が日本の美術界で演じた役割などがわかり、いささか知識が増えたようだ。 一つ一つの短篇を見ると「マリーさんの時計」のように柱時計の由来を説き明かすのに時間をかけた割に、それを送った辻氏の気持ちがよく理解できないといった、作者の独りよがり的な部分を感じる場面もあったが、ユニークな設定と個性的な登場人物を今回も楽しむことができた。 | ||||
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美大の准教授の佐々木と天才美術コンサルの神永の二人が美術品に関わる謎を解く短編集の第2弾。 本書には5つの作品が収められているが、何れも美術にまつわる薀蓄が一杯でその方面が好きな人は楽しめるであろう。残念ながら全く疎い自分は詳細を殆ど読み飛ばしてしまったが、それでも名前しか知らなかった岡倉天心が日本の美術界で演じた役割などがわかり、いささか知識が増えたようだ。 一つ一つの短篇を見ると「マリーさんの時計」のように柱時計の由来を説き明かすのに時間をかけた割に、それを送った辻氏の気持ちがよく理解できないといった、作者の独りよがり的な部分を感じる場面もあったが、ユニークな設定と個性的な登場人物を今回も楽しむことができた。 | ||||
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芸術を味わう あらすじ 東京から離れて京都の大学で助教授の職を得た佐々木の耳に、 旧友の天才美術コンサルタント・神永の悪評が入ってきた。 神永には舌で芸術の真贋を感じ取ることができるのだが・・・ そんな二人はある絵の売買を通じ再会を果たすことになる。 それは岡倉天心筆と称される絵の売買だった。 神永は高額で買い取るというが、 天心は絵筆を取ったことがないはずでは? 「天才たちの値段」に続く美術ミステリーの第二作。 感想 実は神永シリーズには一つの基準があって、 それは、神永が甘みを感じたら『真』であるというルールです。 でも考えてみると少しずるいルールで 「甘い」と言えば『真』になるのなら、 作者が物語に決着をつける上で こんな都合のいいルールはありません。 そこをどう切り抜け、あるいは、かわして読者を納得させるかが、 作者の腕の見せどころであり、このシリーズの醍醐味。 名探偵とワトソンの関係にも重なる距離を語る「天才までの距離」や 分かりづらさが一級品のメッセージを読み解く「マリーさんの時計」 あたりが個人的にお気に入りの小品です。 できれば前作を読んでからの方が今作を楽しめますが 今作から読んで、何故彼らが別れたのかを想像しながら 前作を読むのも楽しい読み方だと思います。 読んでからの一言 その回りくどさに激しく共感! | ||||
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