(短編集)

時を巡る肖像



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初公開日(参考)2006年11月
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時を巡る肖像 (実業之日本社文庫)

2010年12月04日 時を巡る肖像 (実業之日本社文庫)

フィレンツェで絵画修復技術を学び、ミケランジェロの天井画の修復工事にも参加経験を持つ主人公・御倉瞬介が巻き込まれる、名画に関わる不可解な事件。世界の文化遺産ともいうべき名画にまつわる、修復されない傷みに隠された「生と死」の謎を、キャンバス越しに冴えた観察眼で究明していく。驚愕の、柄刀美術ミステリーの傑作6編を収録する本格推理連作。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

とても嬉しく思っています。

迅速で確実なご対応に加えて、思っていたとおりの商品でとても満足しています。有り難うございました。
時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)より
4408505013
No.3:
(3pt)

芸術の驚き

2006年に出た単行本、2008年に出た新書版の文庫化。
 絵画修復士の御倉瞬介が探偵役をつとめる6本を収める短編集。
 ピカソ、安井曾太郎、モネなどを下敷きにしながら、現代日本で起こる絵画をめぐる謎が提示されていく。犯罪とその解決という側面からすると、やや物足りない印象があるものの、動機が凄かったり、絵に関する意外な知識が披露されたりと、けっこう読みどころが多い。
 絵画修復そのものに関する蘊蓄がもっとあっても良いのでは?
時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)より
4408505013
No.2:
(4pt)

絵画修復、という特殊な仕事の連作短編集

絵画修復師、御倉瞬介を探偵役にした連作短編集です。

この物語は、瞬介の亡き妻シモーヌの思い出や、忘れ形見の七歳の息子圭介の存在、男性家政婦加護との生活など、風俗部分の描写に重点が置かれている気がします。
ただ、そのために「瞬介」が主役になった文章になっていて、探偵自身の心のもろさや、自信の無さもそのまま描かれているので、そのぶん、
探偵の迫力は弱まってしまうのじゃないかな、という気がしました。
この本の謎の解決は、この作家にしては全体に地味な印象を与えますが、「絵画」という題材にうまく連動していると思います。

シモーヌという女性の人物像が主題になった物語や、圭介少年の母親への気持ちのエピソードなどは、この本には入っていません。
そのため、「この物語はこの本ではまだ完結していない。」という印象を受けました。

この実業之日本社文庫には、作者あとがきや、解説文などがはいっていません。私はそういうものを文庫の楽しみにしているので、それもちょっとさびしい気がしました。
時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)より
4408505013
No.1:
(4pt)

ジャンル小説色の薄まった良作

絵画修復士・御倉瞬介を主人公とした六話を収録した連作短編集。
柄刀氏は本格ミステリー魂が強すぎて、しばしば小説としての出来を少し損なっている。
本作は本格ものももちろんあるが、そうでは無い作品もある。
ジャンル小説色が薄まり、バランスが非常に良い短編集となっている。
ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなどの名画に秘められた犯罪や因縁。
それらを思慮深い審美眼をもって理論的に解体していく。
ロマンチストな面もある柄刀氏らしい作品だった。
北森鴻著「深淵のガランス」も絵画修復士を主人公としたミステリーだ。
こちらは絵画の資産価値に起因する暗部や贋作を扱っている。
対比して読むとおもしろいかも。
時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)より
4408505013



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