密室の神話
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
密室の神話の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
美術学校の別棟にて三重密室状態で生徒の撲殺遺体が発見される。 まわりの雪原はまっさらで不自然にひとつだけ靴跡が残されている。 遺体には南十字星の伝説の意匠が凝らされている。 さらに5年前、別棟付近のミズナラの樹で当時18歳の少年が首吊り自殺を遂げた。 しかし別棟の管理人である父親は、偽装自殺をうったえつづけている。 事後従犯者の動機がよくわからない。 暴漢に人違いで殺されようと、サイコパスの餌食になろうと、母親の哀しみは 同じではないだろうか。 むしろ後者のようにわけのわからない偏執者の俎上で屍体を弄ばれ、 勝手に"神話化"などされては余計気持ちが悪いだろう。 本人は善意のつもりでも事態を悪化させてはいないか。 密室トリックは小手先のテクニックが目立ち新味に欠けるが、靴跡のない雪原に 関しては腐心が結実しているようにも思える。 ネット上でやりとりしていた人々が見学会で現場検証する場面があるが、 いくらなんでも捜査本部がそこまで黙認するとは思えない。 本作はネット社会を肯定的にみているにしろ、ちょっとやりすぎだろう。 別棟事件と首吊り事件の関係が希薄で、後者の真相が判らずじまいというのも 気になる。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|