奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人
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新書版二段組みで500頁という厚いミステリだ。しかし、非常に読みやすく、そんなに厚さを感じなかった。 タイトルからちょっと誤解していたのだが、現代を舞台としたミステリである。アルゼンチンらしき国を舞台に、次々と不可能殺人が起こる。それを教皇庁で「奇蹟」が本物か偽物かを調査している担当官アーサー・クレメンスが解き明かしていくというストーリーだ。 アーサーの名探偵ぶりが際立っており、魅力的だ。そして、謎もなかなかのもの。衆人環視の下で被害者が目に見えない何かに襲われて死んだり、グライダーでただひとり滑空中の人物が至近距離から射殺されたり。すごい不可能っぷりだ。 トリック、謎解きも、まあ悪くはない。頑張っている方だと思う。 | ||||
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<ネタバレあり>読後、あまりにも偶然の重なりすぎる奇妙な事件とそのトリックに、「そんなのありかよ!」と思わずにはいられなかった。読み手に謎の解明を許さないほどの不可能殺人が続くが、結局は反則に近いネタで事件の全貌が明かされる。「まさに奇跡!」と感嘆するか、私のような感情に至るか。多少人を選ぶ作品なのかなと思いました。ただタイトルにも書いたのですが、キリスト教が話のベースなので、神の導く標にあがく犯人の葛藤や感情などは見事。ですので作品の主題自体はには満足しています。 | ||||
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ヴァチカンで奇跡を認定する役職についているアーサーは、12人の人が奇跡にあったという地域にやってくる。 そこでは他にも神か悪魔の仕業としか思えないことが起きていた。 アーサーはそれらが人間のしたことやただの科学現象でしかなかったことをあばいていくのですが、では肝心の奇跡はというと……。 奇跡は人を幸せにするのかどうかということも含めて、じっくり考えてみたい本です。 本格推理としても満点だと思います。 | ||||
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