人質ゲーム、オセロ式



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    初公開日(参考)2010年10月
    分類

    長編小説

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    人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)

    2010年10月29日 人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)

    「これからおまえは裁きを受ける」オセロの公開対局を映すスクリーンの文字に観衆は凍り付いた。娘の対戦を見守っていた久能警視正の七年前の行為を断罪するというのだ。それは、新米警官だった彼の息子が臓器密売グループを摘発したときに起きた一般人誤射のことか。警察による組織的隠蔽工作が噂された事件だった。画面を通して久能とのオセロ対局を要求する犯人。久能が白の石を打った場所に死体を埋めるという。この言葉の意味とは?どんな罪を暴こうというのか?姿を見せぬ犯人に名探偵・天地龍之介が迫る。 (「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (4pt)

    恐ろしき、人質ゲーム

    柄刀氏のもともとは理系知識ミステリーとしてスタートした龍之介シリーズの長編作。
    このシリーズの長編はゲームをモチーフにしたストーリーが展開するが、今回はオセロゲームと人質を結びつけた警察の過去の事件の真相を暴く展開である。
    軽いタッチのシリーズかと思わせて、かなり重厚なトリックを展開しており、柄刀氏の本格志向がさく裂する大作だ。
    あまりに凝り過ぎて複雑なため、却って話の魅力を削いでいる所が無きにもあらずだが、これも無駄にトリックを詰め込む氏らしさである。
    人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)Amazon書評・レビュー:人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)より
    4396208820
    No.2:
    (4pt)

    入り組んだ事件

    「天才・龍之介がゆく!」シリーズの一冊。
     かなり複雑で錯綜した事件だが、中盤までの展開にハラハラさせられ、最後は論理的にスパッと切ってくれて楽しめた。
     本書の優れているのは、「犯人が何をしたいのか分からない」というところだ。人質をとった犯人が次々と要求を繰り出し、「予言」するのだが、途中まではまったくその意味が見えてこない。
     そしてラストで、そのモヤモヤがいろいろな意味で解明され、すっきりするのである。
     二段組みで427ページという厚い本だが、我慢して読み通すべし。
    人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)Amazon書評・レビュー:人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)より
    4396208820
    No.1:
    (4pt)

    ひっくり返すもの。返すことをゆるさないもの

    ひっくり返すもの。返すことをゆるさないもの

    あらすじ

    「これからおまえは裁きを受ける」
    オセロの公開対局を映すスクリーンの文字に観衆は凍り付いた。
    娘の対戦を見守っていた久能警視正の罪を断罪するというのだ。
    それは、警察による組織的隠蔽工作が噂された事件だった。
    画面を通して久能とのオセロ対局を要求し、放送を要求する犯人。
    犯人は、どんな罪を暴こうというのか?
    姿を見せぬ犯人に名探偵・天地龍之介が迫る。

    感想

    冒頭から、首に釘を刺された死体が登場し、
    そこから始まるアクロバット推理、そして劇場型の犯罪 。

    読者を引っ張るに足るネタが十二分に含まれているのに
    あまり読んでいてのワクワク感がありませんでした。
    物事を端的に淡々とつづってしまう柄刀さんの書き筋が
    とてももったいないなぁと今回も感じてしまいます。

    それはさておき、今回の肝はオセロ。

    オセロのゲーム進行を使ったトリック、
    疑惑の事件を白黒はっきりさせるという比喩、
    そして、白か黒かの二択がミスディレクションにつながる仕掛けと
    タイトルにたがわずオセロがこれでもかと利用されます。
    作者の熱のこもった凝り癖に圧倒されること請け合いです。

    ノベルス2段組みで400ページ超と
    読む方にもそれなりの負荷を強いるかもしれませんが
    それに見合うだけの力作だと思います。

    読んでからの一言
    最初のシーンの書き方が巧い
    人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)Amazon書評・レビュー:人質ゲーム、オセロ式  (天才・龍之介がゆく!)より
    4396208820



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