(短編集)
孔雀狂想曲
- 連作短編集 (229)
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本文、カバーともきれいで、配送も早かった。 | ||||
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蓮杖那智、冬孤堂シリーズからのスピンオフ作品。 氏のこれらシリーズが量産がきかないという理由は、読めばわかります。 まさに博覧強記。作品として表出する前の取材ノートが如何に厚いか想像がつきます。 そもそも民俗学や骨董といった世俗の表層を一枚めくった奥に横たわるものをテーマに、かつミステリに仕立てられるという現代作家が極めて少ないなか、氏が2010年に早逝されたことは本当に悔やまれます。 | ||||
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初めて 北森鴻さんの本を読みました。 いろんなシリーズがあり、迷いましたが ますは シリーズ物でなはないこちらを 選びました。もしかしてシリーズ物なのかもしれませんが Kindleでは 今のところは。 骨董屋ではなく 古物商。下北の住宅街に ぽつんとある 目立たない店。 下北沢は馴染み深い場所なので 、確かに駅周辺は いわゆる若者たちが わらわらいます。 当時は女子高生であった私も わらわらの部類かな。越名集平、、年齢は40代後半?くらいなのかな。なんか雰囲気は掴みづらく、想像もできにくい人物像なんですが。でも、越名さんが お客だったり 警察だったり、同業者だったり と接するときの言葉や 思考回路はやはり 、人が良くて 親しみやすいとかいうのとは違って見えます。最初のエピソードの、ジッポーでなぜか? 雅蘭堂を気にいり 押しかけバイト(けして勤勉でもなく、むしろ 迷惑以外のなにが) でも 越名さんは 自分を繕うことなく 女子高生の安積(アツミ)には 遠慮がない。そもそも押しかけバイト。でもそんな安積の存在、越名さんとの 会話が 気分転換になります。 越名さんも 安積が相手だと 精神年齢下がるかのような 言い合いになってるので。 越名さんは キレ者なのか?キレ者とは ちょっと違うであろう 越名さんの 「何かが、ひっかかる、、」から 事件やカラクリ、を解いていきます。あるエピソードで 安積が 涙をためて 越名さんを止めようと 必死になる姿は なんかとても良かった。 古物商や骨董屋 、マニア、、やはり当然闇の世界と 人間の業などが 描かれています。 でも 難しくないです 読みやすい。越名さんの業界や 古物や骨董 、ビスクドールなど とても面白く読めました。 続編あったらいいなぁ、、とショック! 北森鴻さん 亡くなられたのですね。 でも 出会えてよかった作家さんです。他シリーズ もちろん読みます! | ||||
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容姿・性格双方から「まるで眠っているよう」と評されるが実は目利きの骨董商・越名集治。彼が経営する骨董店で扱う品物にまつわるミステリーです。 抜群の冴えとはまでは言わないものの、独特の感性で事件の謎を解いていく越名に、店のアルバイト安積、悪どい商売をする骨董ブローカー犬塚とその娘恵子…等の魅力的な脇役が絡み物語は進みます。 この脇役達が実に良いです! 安積の清濁併せ持つかのような「今風さ」。話に華を添える恵子。そして犬塚。いるよなぁこういう半グレでアクの強いおじちゃん 奇をてらった仕掛けやトリックはないものの、越名の持つ飄々とした雰囲気が全編に漂い、サクサクと読みやすいです。また骨董を題材にしていますが専門的な切り口で書いてある話は少なく、登場する物もジッポーやカメラ、人形といった一般人にも馴染み深い物が多いので、美術ミステリーを初めて読む方や、連丈那智シリーズみたいな小難しいのはちょっとね…という方にもおすすめです。 続編を期待したい所ですが、北森氏、数年前に鬼籍に入られていたんですね…。知りませんでした。 これからの人を亡くしたと思います。慎んでご冥福をお祈り致します。 | ||||
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骨董品を巡り様々な策謀が入り混じる連作ミステリ 短編ながら起承転結がしっかりしていて、薀蓄だけでなくミステリとしても 楽しめる点が素晴らしい ただ門外漢なので薀蓄があってるのかどうか分からないのが悔しい所 ややいまいちな話もあるものの中々の秀作だろう | ||||
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