凶笑面
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.20pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
美貌の民俗学者、蓮丈那智が挑む民俗学絡みの難事件たち!「鬼封絵」、「凶笑面」、「邪宗仏」の3作が特に良かった。民俗学が絡むミステリ、自分は結構好きかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伝承や非科学的な妖怪に至っても すべてあった事にして、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
難しそう。なんて敬遠してたけど読んでみたら面白かったよ。薀蓄で置いてけぼりになる事もないし上手くミステリと民俗学が合わさっている良作だね。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「民俗学+ミステリー」を題材にした作品が好きで、宗像教授シリーズや京極堂シリーズ、准教授・高槻彰良シリーズなどを愛読しております。 『凶笑面』は短編集で一話一話が短い分、気楽に読めて楽しかったです。 ただ、題名にもなっている第二話『凶笑面』で、ストーリーの小道具として取り上げられている「蘇民将来」神話で記述に誤りがあり(蘇民将来は神様ではなく人間) 白けました。物語自体がフィクションだけにリンクされてる史実や伝説の記述が間違っていると途端に薄っぺらく感じてしまいます。 それでも とりあえず、続刊を読んでみたいと思っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ2巻とも、読んだ事を忘れて購入。そういえば、作者は儚くなられたのでしたか!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
美貌の民俗学者・蓮杖那智が活躍する民俗学ミステリー。民俗学に興味があるので手に取ってみた。内容はそこそこ楽しめた。しかし引っかかる所もある。 まずこの題材と連作短編の形式が合ってない。一作目「鬼封会」ではある学生の手紙がきっかけで那智とミクニが事件に巻き込まれるのだが、その学生が「エキセントリック」「性格悪い」と強調される割に内実が伝わってこない。なんなら登場しない。 提示されるのはテストの回答だけで、人物描写皆無のまま終わってしまった。 テストの回答がひねくれてるというだけで「性格悪い」「エキセントリックすぎる」と決め付けるのは一方的だし、被害者の人格の偏りが伝わってこないせいで、それ以降の展開がどうにもアンフェアに感じられる。 この種の描写のアンバランスから来る違和感は他にもたくさんあった。前提として那智の関心は民俗学に向いており、推理で犯人に辿り着いても裁かず罰しないスタンス。基本無関心に放置放任する。犯人に自首を促すっぽい雰囲気匂わせたり猶予期間を与えたりしてるものの、主となるのはあくまで民俗学上の興味で、余禄の事件そのものにはあまり突っ込まない。 那智は学者であり探偵ですらないのだから、自分の関心さえ満たせりゃ後は知ったこっちゃない態度はある意味正しいのだが、モラルにこだわるとモヤモヤする。 民俗学+ミステリーとしては読みごたえあるし、隠れ切支丹や製鉄に切り込む大胆な着眼点は面白かったのだが、ゲストキャラの人物描写が薄っぺらく感情移入できないのがもったいない。「邪宗仏」の被害者が個人研究に傾倒して、妻が過労で死んだって何かの伏線だと思ったら回収されないんかい!てっきり研究者の業の深さや被害者の本心が明かされると思ったら……。 文章は上手いしこなれてると思うのだが、那智の魅力がいまいち伝わってこないって意見もわかる。しかしまあアレは「建築探偵」シリーズの桜井京介のようなものなので、ぶっちゃけ好みに尽きる。 長編を読めばまた違った感想を持ったかもしれないが、連作短編だと那智の魅力や民俗学の面白さが伝わりきらなかったのが惜しまれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこかアンドロイドを思わせる、無機的で冷たい美貌の民俗学者・蓮丈那智(れんじょう なち)のキャラが立っていたのと、助手の内藤三國(ないとう みくに)が彼女に振り回されながらも良きバディ(相棒)ぶりを発揮するところが印象に残りました。 収録された五つの短篇のなかでは、密室のからくりにジョン・ディクスン・カーっぽい〝おっ!〟という妙味を感じた「不帰屋(かえらずのや)」と、著者の別シリーズと繋がっているところににんまりしてしまった「双死神(そうししん)」の二篇が気に入りました。殊に後者「双死神」の話の中、蓮丈那智と〝狐(きつね)〟との共演には、なんや胸がきゅっとしびれましたわ。 収録された短篇ならびに初出掲載(すべて『小説新潮』誌)は、以下のとおりです。 ✡️ 鬼封会(きふうえ) 1998年5月号 ✡️ 凶笑面(きょうしょうめん) 1998年9月号 ✡️ 不帰屋(かえらずのや) 1999年3月号 ✡️ 双死神(そうししん) 1999年10月号 ✡️ 邪宗仏(じゃしゅうぶつ) 2000年4月号 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
民族歴史と、犯罪の結びつきが少し乱暴な感じがしました。 民族歴史ミステリーと思わないで読めばそれなりに楽しめるかも。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 36件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|