(短編集)
支那そば館の謎
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きれいな本て楽しく読みました。 | ||||
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北森鴻氏はベテラン有名作家ですが、実は初めて著書を手に取りました。なので、この裏京都シリーズについては、本流の作品とはだいぶ作風が違うらしいという、漠然とした前知識しかありませんでした。 重厚さや鮮烈さといったものはないので、本格ミステリとは言えないと思います。その代わり、なんとものどかで飄々とした味わいがあります。 著者は山口県出身だそうですが、登場人物たちの京都弁は完璧です。ただ、話のかけあいの雰囲気はどちらかというと大阪に近いような気がします。どの短編を取っても、2時間の京都ミステリにぴったりではないでしょうか。どこかの局がドラマ化してくれないかと思うほどです。寝る前に一編、ベッドで読むのが至福の時になりそうな気軽で楽しいミステリです。物語の中に登場する、決して華美でも豪華でもないけれど、滋味豊かでシンプルな京料理もおいしそうです。京都好きな人や京都人にはとても楽しめると思います。 北森氏はつい先日、48歳の若さで亡くなってしまわれましたが、このシリーズが気に入っただけに、新作をもう読めないのかと思うととても残念です。ご冥福をお祈りいたします。 | ||||
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とてもよかったです。 とてもよかったです。 とてもよかったです。 | ||||
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事件そのものはちょっと重苦しいものもあったりしながら、登場人物の軽妙な掛け合い漫才のような会話で救われる。主人公はかつて裏の世界で生きていた、しかし今は一介の寺男として暮らす有馬次郎、通称アルマジロ。ここに新聞記者の折原けいと、京都府警の税金泥棒といわれる警部が絡み、結局謎解きに至るヒントを出すのは大悲閣のご住職、という流れになっている。それしきのヒントでなぞが解けちゃうんだ・・・と思わなくもないけれど、さすが、北森鴻は「おいしい」小説を書いてくれる。有馬次郎と折原けいがいつも”捜査会議”を開くのが、寿司割烹・十兵衛。京都だけあって、素材を生かしたシンプルかつ繊細な料理の数々。読んでるだけで、垂涎もの。香菜里屋シリーズとはまた違った”おいしさ”を味わえる小説。 | ||||
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事件そのものはちょっと重苦しいものもあったりしながら、登場人物の軽妙な掛け合い漫才のような会話で救われる。主人公はかつて裏の世界で生きていた、しかし今は一介の寺男として暮らす有馬次郎、通称アルマジロ。ここに新聞記者の折原けいと、京都府警の税金泥棒といわれる警部が絡み、結局謎解きに至るヒントを出すのは大悲閣のご住職、という流れになっている。それしきのヒントでなぞが解けちゃうんだ・・・と思わなくもないけれど、さすが、北森鴻は「おいしい」小説を書いてくれる。有馬次郎と折原けいがいつも”捜査会議”を開くのが、寿司割烹・十兵衛。京都だけあって、素材を生かしたシンプルかつ繊細な料理の数々。読んでるだけで、垂涎もの。香菜里屋シリーズとはまた違った”おいしさ”を味わえる小説。 | ||||
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