共犯マジック
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運命の連鎖って使い古された表現ですが、一冊の本を振り出しに係った人の運命が次々と変わっていく、マジックという表題が相応しい内容だと思いました。 | ||||
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不幸な未来を占う本に関わった人たちの物語。手に入れた人や売った人達のその後が短編のように語られ、関わりあっていきます。結構な数の人たちが登場しますし、最初から最後までひたすら暗く、登場人物たちがもれなく不幸になるので、読んでいると落ち込んでくることもあるかもしれません。 帯の『絶望に震える』はなかなかキャッチーでいいですね。確かに昭和史に残るような事件をこれだけ出されると、期待値も高まります。ただその壮大な材料に比例した終わり方だったらもっと良かったのになあ、という感じは正直受けました。 | ||||
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この著者の作品は初めて読みました。 面白かったです。ありがとうございました。 | ||||
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ストーリーの発想は映画になりそうなぐらい面白いのに、 いろんな事件を引っ張り込みすぎてとっ散らかっている。 章ごとに新しい登場人物が出るたびに 「これは最終的にちゃんと辻褄を合わせてくれるんだろうか」 と不安と期待にかられた。結果的には不安のほうが当たった。 どの登場人物にも感情移入できなかったのも残念だった。 この本、意外と映画化などでざっくり削られてしまえば、 基幹ストーリーが生きて、魅力的な作品になるのではないでしょうか。 | ||||
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鮎川賞からデビューした氏だが、本格志向というよりはトリッキーなプロットによるどんでん返しによる連作短編にその本領を発揮した作者の代表作とも言える連作短編集である。 不幸を予知する架空のフォーチューンブックを軸としてある瞬間に絡まった登場人物達が時代の変遷を経てそれぞれが更に絡み合って最後に一つの全体像を提示するという連作短編ならではの趣向が味わえる。 氏の作品としてはページ数は少ないのだが、その少ないページ数になかに、雄大なスケールの昭和戦後のある事件ネタを活用しており、最後に明らかになる真相は非常に印象的である。 レビューでは普通評価が多いが、全く持っておかしい評価である。真相が分かってもスッキリ解決しないとか、こんな事件と登場人物が重なるワケないとか、全くもってこの種の連作短編の楽しみ方を理解していていない人が評価しているようだ。今挙げた点は連作短編における最大の長所なのだが。 間違いなく氏の指折りの傑作である。 | ||||
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