顔のない男
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社会的属性が全くない中年男性の変死体という発端から、宮部みゆきみたいな社会派的なミステリーのように一見思えるが、実際読むと、社会派シリアスな要素はあまりなく、北森氏のメビススレター系のどんでん返し落ちの技巧作である。 いくつもの周辺の事件が短編となっていて、それらが連作となっている。まあほぼ長編と見なしてよい作品。 例によって終盤の入り組んだ展開が北森氏らしいが、やや落ちとしては弱い感もある。 | ||||
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最後まで小説の世界に入り込むことができなかった。登場人物の誰にも思うところがなくこの小説自体に顔が無かった。 | ||||
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顔のない男という題名に、いったいどんな内容かと思い手に取りました。予想とは全く違う内容で、一人称の主人公らしき人物が殺されるシーンから始まります。全体的にテンポが速く、次々に登場人物があらわれては次の展開へと移行し、また新たな登場人物が出て来て・・・・・!登場人物が多くて混乱し、あの人はどうなったんだろうとか、この人は誰だっけ、というような感じで、それでもその場面場面での話が面白く一気に読み進んでしまうような本でした。謎が謎を呼ぶという形容がぴったりの本です。推理小説やサスペンス好きな人にはお勧めです。そして、終盤での意外な展開!それまでの謎が一気に繋がってきて、そういうことだったのか!といった全く予想していなかった結末。この著者の本をいくつか読んでみようと思った次第です。 | ||||
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一つ一つの出来事をモノの見事に収束させている。 そして最後のどんでん返し。映像化したらさぞかし見物だろうなぁと思ってしまう。 ぜひ、2時間ドラマでつくって欲しいと思う作品だ(2時間なら短いかもしれないけれども)。 | ||||
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2000年に出た単行本の文庫化。 もともと雑誌『オール読物』に不定期連載されたもので、連作短編集としても読むことが出来る。が、「解説」を読むまでは連作短編であることなどまったく気付かなかった。それだけ、全体の謎、トリック、伏線が巧みにつくられている。さらに、連作短編であるがゆえ、一話ごとにきちんと結末がつき、1ステップずつ事件が進捗していくのも面白い。 トリック、結末のカタルシスも良く考えられている。真犯人の割れるのは早いと思うが、もうひとひねりあるので、期待して読んで欲しい。 北森作品のなかでも一、二を争う名作ではないか。 | ||||
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