まほり
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下巻の途中までは、意味不明の硬い言葉が出てきたり(国語辞典を何度も引きました)、古文書の扱いをめぐる学術的なやりとりが分かりづらかったりと、すっすっとは読んでいけないわずらわしさが結構ありました。 でも、下巻の終盤、第十六章「盂蘭盆(うらぼん)」以降の展開が手に汗握るスリリングなもので、はらはらしながら頁をめくってました。ラストも印象に残りますし、それまで地中にうごめいていたマグマが噴出するようなこの最終盤の展開には、ほんま、しびれましたわ。 あと、舞台となる上州(現在の群馬県)言葉が、いい味出してましたね。殊に、久しぶりに再会した裕(ゆう)と香織(かおり)の会話における上州弁は、次第に親密さを増していく二人の気が置けない間柄を感じる上で、上手く機能していたように思います。 にしても、〈まほり〉ってタイトルは印象に残りますね。読み出す前は、「まほり‥‥。なんじゃ、そりゃ」て思ってたんが、その意味するところが分かった瞬間、すげぇ気分、悪くなりました | ||||
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史民俗博物館の学芸員・朝倉、郷土資料館員の古賀、旧語学研究所の講師・桐生、という濃い解説者たちの話と原文で登場する古文書を楽しめるかどうかが評価の分かれ目でしょう。「青春ラブストーリー」をメインに期待して読むと辛そう(その部分も面白いです)。読み終わった後であらためてタイトルをみると怖い。 | ||||
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とにかく一気に読んでしまった!決して読みやすくはないんだけど、場面、場面の絵が浮かぶ。想像すればするほど、驚きと怖さが掻き立てられる作品 | ||||
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下巻の半分ぐらいまでは期待をさほど裏切らず、ページをめくりつづけてさて、クライマックスか、と思ったのだが、大したクライマックスにはならず、拍子抜けした。最終ページで開示された情報も、上巻の時点で想像がつくし、さほどのインパクトはなかった。うーん残念。小説にちりばめられた古文書、社会学や史学や言語学のうんちくは面白く読んだのだが、プロット自体とあまりうまく嚙んでいない。素材は興味深いし面白いと思うのだが、これを別の書き手に書かせるなら誰がいいだろうかと考えてしまった。(個人的には『鉄鼠の檻』を書いたころの京極夏彦。) | ||||
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正直言って前半は退屈ですが、材料の集まった後半からどんどん面白くなります。 ネタバレ回避のため詳細は書きませんが、最後の最後まで楽しませてくれる本です。 ところで、歴史や言語の専門家の先生が二三人登場しますがその人たちの説教パートはマツリカ様のようでした。 | ||||
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