狂花一輪 京に消えた絵師



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    初公開日(参考)2019年10月
    分類

    長編小説

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    狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

    2019年10月04日 狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

    福知山藩に仕える武士・木島龍吾の目は色の認識ができない。先代藩主の命により、龍吾は失踪した父・兵庫を捜すことになる。兵庫は人気の絵師で、藩主に極楽浄土の絵を描くことを約束していた。ただし龍吾は兵庫と生まれてすぐ生き別れたため面識がなかった。戸惑う龍吾だったが、兵庫が自分と同じく色が認識できないことを知り、興味を持ち始める。兵庫を追って京へ向かうが、彼は贋作事件の犯人として京を追われ、行方不明になっていた。龍吾は父の弟子を訪ねて行方を調べるなかで、兵庫が弟子のために描いた軸「狂花一輪」を見せてもらうと、あるものが見え――。贋作事件の悲しい真相と、軸に隠された父の思いが胸を打つ。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    美しい絵には奇跡を紡ぐ力と理由がある。

    終章の美しさに深く感動しました。読後感も爽快で読みごたえ抜群です。表現力のリアリティには重力を感じられるぐらいです。
    狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
    4800299209
    No.1:
    (4pt)

    喪失感を埋めようとする人々を描いた佳作

    主人公の木島龍吾は福知山藩の若き武士である。母親は彼を出産する際に亡くなり、父親はそれを悲しんで龍吾を弟夫婦の養子にして、自らは姿を消してしまったため、両親の姿を知らず育つ。
    彼には自分の視覚について人に言えない秘密があるが、結婚した妻にそれを打ち明けることができず、結果として二人の心は通わず、妻は家を出てしまう。そんな彼に前藩主から京都で姿を消した父親の行方を探すよう命令が下り、単身で京都を探索することになる。
    このような感じで物語は始まるが、主人公は彼の下を去った父母と妻の喪失感に苛まれながら京都に旅立つが、京都で出会う様々な人もまた各々喪失感を抱えていることを悟る。その中で父親の人間像を初めて知り、そして彼自身の喪失感も埋めていくことになる。

    驚くような展開があるわけではないが、読み人の心に沁みる佳作である。  
    狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:狂花一輪 京に消えた絵師 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
    4800299209



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