フクロウは夜ふかしをする
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老人ホームで連続殺人が発生し・・・というお話。 若い人をミステリの主人公にする場合は若いので身体機能に問題なく、金もあり、自由に行動できるという利点があると思いますが、老人の場合、加齢で足腰が脆く、年金生活で、身体機能や思考機能(物忘れ等)に問題があるし、女性の場合は更に色々面倒な物を背負って生きる事が多いと思います(差別的かもしれませんが)。」そういう年齢のキャラクターを主人公に据えるならそれなりの必然性が必要に思うのですが、本書に関しては、あまり年寄りを主人公にする必然性が感じられないので、老人ミステリとしてはイマイチな感じがしたのは真実でした。なぜ年寄りを主役にしたかの必然性がないとちょっと・・・。 でも、俗世間から離れてのんびり暮らす老人が事件に巻き込まれて、右往左往するまったりしたサスペンスとしてはそこそこ面白いので、暇つぶしにはうってつけかもしれません。殺人も起こりますがあまり血生臭くならない所もいいです。 革新的な事はしてないし、老人を主人公にする必然性も感じられないのでミステリとしては及第点ですが、社会風俗を扱った大衆小説としてはある程度面白いのでこういう点数にしましたが、人によっては甘いと思われるかも。すいません。 のんびりとした老齢サスペンス。お暇ならどうぞ。 | ||||
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今回はアンジェラがとても危険な目に遭う、主人公じゃなかったら その死を覚悟したかも、、、キャルとアンジェラ そして 警部補達との良い人間関係も堪能、中村有希さんの翻訳も素晴らしい! | ||||
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高級老人ホーム【海の上のカムデン】シリーズ第3弾の登場です。 カムデン内で自動販売機業者、庭師の2人が連続して殺されるという事件が発生します。 殺人鬼の登場で恐怖に慄くと言うよりも新しいオモチャを手に入れた子供のように楽しみながら事件を解決しようとするアンジェラとキャレドニアの素人探偵。 いつもならマーティネス警部補が事件を担当し、二人を助手のように扱ってくれるのですが(実際はマーティネスに巧く使われてるのかも)今回事件を担当したのはベンソン部長刑事。 彼はカムデンの事も、そこに住む老人の事も何もしらないので、一向に事件の捜査は進展しません。 そんな彼を尻目にアンジェラとキャレドニアは独自に事件を捜査するのですが、今回も老人ならではの苦労が盛りだくさんです。 少しの遠出で疲れ、車の運転でも周りを見る余裕もなく読んでる読者がハラハラしますよ。 そしてこの2人は毎回軽犯罪を犯すのですが、今回も不法侵入や証拠をさわったり、やりたい放題です。 これも警察が頼りないっていう事の裏返しなんですけどね。 こんな2人の地道な捜査によって新しい事実が浮かび上がってくるけど、それは次の惨劇への序章でしかなかったんです。 どうなるのかは読んでのお楽しみですね。 さて2人以外にも魅力的なキャラクターが盛りだくさんのシリーズなんですが、マーティネス警部補の助手のしてるスワンソンとカムデンでウェイトレスをしてるチータとの恋にも少し進展があります。 これからこの2人がどうなって行くのか楽しみです。 | ||||
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1作目で昔からの居住者、2作目で新入りの居住者、3作目の本書で自動販売機業者と、殺人の犠牲者は着実に”海の上のカムデン”から外部へと広がっている。その意味ではシリーズもののお決まりの展開と言える。しかし、ミステリは必ずしも緻密な推理ゲームではなく、読者が知らない世界の薀蓄に深く切り込んでいくところに読みどころある。 そんなわけで、老人とお金持ちとそれを取り巻く人たちの生活観をつぎつぎと、どこか(老人風の頑固で)ほのぼのとした視点から展開するこのシリーズには、独特の楽しさがある。 ミステリでありながら、3作目までは原題に含まれる「…殺人事件」という言葉が邦題には付けられていないのだが、それは販売戦略上の失敗だと思う。本書にふさわしい邦題を考えると、「宵のフクロウ殺人事件」? | ||||
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このシリーズ、大好きです。登場人物の一人一人が個性が強くて、笑えます。楽しい推理小説を探していらっしゃる方には絶対オススメ。年取ったらこうなりたい、って思います。 | ||||
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