ゴミと罰



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初公開日(参考)1991年07月
分類

長編小説

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ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))

1991年07月31日 ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))

ジェーンの朝は、三人の子供たちを起こして回ることから始まる。平凡な一日? でも今日はいつもと様子が違う。お隣で、掃除婦さんが掃除機のコードで絞殺されてしまったのだ。疑われたのは近所の主婦一同。わが家を守るため、ジェーンは探偵役を買って出たが……。アガサ賞最優秀処女長編賞に輝く期待の本格ミステリ登場! (「BOOK」データベースより)




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No.12:
(5pt)

天然の明るい性格と人一倍の負けん気の強さで逆境をはね返す主婦探偵ジェーン初登場!

歴史小説作家から毛色の違うミステリー界へと踏み出したチャーチル女史のアガサ賞最優秀処女長編賞に輝く記念すべき第1作です。本書のタイトルは世界文学の名作「罪と罰」のもじりでして誰もがかなりふざけているなあという印象を持たれる事でしょうが、でも内容的にはちゃんとした堂々たる本格ミステリーになっていますのでご安心してお読み下さいね。今回私は本書を20年以上振りに再読したのですが、当時は今と比べてパソコンや携帯電話が普及していないだけで、それ以外の部分では全く古さを感じずに昔と同じく大いに楽しんで読めましたね。
7ヶ月前に夫を交通事故で亡くし思春期の息子と娘とまだ甘えん坊の次男の三人の子供と暮らす主婦ジェーンの慌しい一日が始まる。けれどその日は何時もの平穏が乱され何とお隣の親友シェリイ宅で雇いの掃除婦の絞殺死体が見つかったのだ。別の日に自らも掃除婦を頼んでいたジェーンは他人事ではないと考え日頃からミステリーをたくさん読んでいる経験を生かして素人探偵になり犯人捜査に乗り出すのだった。
本書の推理は主婦ならではの目線で見た経験が巧みに生かされており、家事の経験がない男ではまず気づかないだろうなと思える部分もあってすっかり感心させられました。伏線の張り方もお見事でフーダニットの技巧の面でも意外性十分な素晴らしい出来栄えだと思います。推理以外の面でもジェーンの何かにつけてのオーバーな表現が最高に面白くて笑わせてもらえ一瞬たりとも退屈させません。キャラクターの魅力としてはまずジェーンが愛する動物たち、絶対に番犬は無理な小心者の飼犬ウィラードに餌を食べる順番を譲り合う2匹の飼猫マックスとミャーオ。乱暴な運転で心配させる長男マイクとお洒落好きで生意気盛りの長女ケイティとまだ小さく甘えん坊の次男トッド。やる事全てがいけ好かない姑セルマと逆に波長が合い頼りになる警察官のジムおじさん。お隣の親友シェリイは楽しい時の冗談ばかりでなく辛い時には優しい気づかいも持ち合わせたジェーンにとってまさに最高の相棒ですね。有名な推理作家と同名の若い刑事ヴァンダインは全くの堅物でもなさそうで今後ジェーンとの仲が気になりますね。そして最後にヒロインのジェーンは主婦として完璧でなくドジで不器用ですが一生懸命に努力して補う姿勢に好感が持てますね。それから亡き夫の件では隠された悲しい事情があって涙を流す場面もあるのですが、それでも長く沈み込まないで明るさを失う事なく強く生きて行く逞しさには本当に頭が下がりますね。何よりも卑劣な犯人の脅しにも怯む事無く最後まで立ち向かい、何気ない出来事から閃き鋭い勘を働かせて推理する能力は天下一品で、真に素人探偵向きの強いヒロイン像だと思いますので今後の活躍に大いに期待してこれから既刊をどんどん読んで行きたいと思います。
ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))Amazon書評・レビュー:ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))より
448827501X
No.11:
(2pt)

地味

未亡人奥様のお気楽探偵物語といった感じだろうか
ミステリとしての犯人当てはネタ自体は悪くないが短編レベルのものであまり魅力が無く、
どちらかといえば三人の子供の世話や口うるさい姑や仲の良い奥様とのやりとりがメインで、
これが楽しめない人は楽しめない作品だろう
まあ気軽に読める作品
ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))Amazon書評・レビュー:ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))より
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No.10:
(5pt)

日本では五月野さつきでドラマ化も。

何度も読んでしまう程、軽快で楽しめるコージーミステリーです。
日本では片平なぎささん主演でドラマ化もされています。
こちらのドラマもシリーズ化されており、毎回楽しみです。
以前は、図書館で何度も借りて読んでいましたが、やはり手元に置いておきたいシリーズ本です。
ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))Amazon書評・レビュー:ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))より
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No.9:
(5pt)

アメリカも大変

このシリーズを読んで以来、「ユーモアミステリ」とか帯に書いてあると、 このシリーズ並には笑わせてくれるんだろうな、と思ってしまう私。しかしなかなかそんな作品は無い。同じ作者の別シリーズすらここ迄は無い…。爆笑できる訳じゃありませんが、にこにこしながら楽しく軽く読めるいいシリーズですよ。キャラも個性的でいい。ユーモアのある気の利いた会話や言い回しがあって、大好きです。「ミステリ好きで好奇心旺盛な独身主婦が事件に巻き込まれ、友人と事件に頭を突っ込む。そこに格好いい刑事も絡んできて…」って要約すると、2時間ドラマすぎますかね?しかしアメリカの主婦なんて、育児も家事も仕事も近所付き合いも余裕余裕、ウェルカーム!!ってノリかと思ってたら。やっぱアメリカの主婦も早起きは嫌だし学校行事はめんどくさいし、子育ては難しいらしい。大変。
ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))Amazon書評・レビュー:ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))より
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No.8:
(5pt)

出会えて良かった!

この本に出会えてどんなに幸せかお伝えできるでしょうか?
何度読み返したか、わかりません(><)
全く飽きのこないシリーズだと思います。
話はシカゴ郊外に住む専業主婦のジェーンが親友のシェリィの家で掃除婦が殺されるところから始まります。
この親友のシェリィとの関係がまた良くて、すごく羨ましいほど。
ご近所の付き合いも、興味深いものがあります。
子どもを持つご近所と持たないご近所とは付き合い方が違ったり。
何かあった時の為に、ご近所同士合い鍵を持っていたり、アメリカでも嫁姑問題もあるんだな〜と生活に密着したところがまたまた面白い。
動機には詳しい(本人談:笑)ジェーンが、刑事のヴァンダインに睨まれながらも、危なっかしくも親友のシェリィと事件を解決していきます。
シリーズで今10作目が刊行されたばかりです。
映画なども1作目が一番面白くて、次回作はいまいちというのは多いですが、このシリーズはどれも違う面白さがあり、すべて大好きです。
これは、クリスマス時期のお話ですが、季節により選んで読み返しています。
ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))Amazon書評・レビュー:ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1))より
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