風の向くまま
- グレイス&フェイヴァー・シリーズ (6)
- コージー・ミステリ (155)
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謎の遺産と条件、そこに絡む殺人事件。 考えてみれば定番なのに、いまの「強いアメリカ」とは結びつかないようなアメリカの転換期を舞台に、明るい普通の女性が、必要に迫られて、事件を解決していく、ジル・チャーチルらしい軽やかさで物語が進むのが楽しめます。 この事件が一件落着で、グレイス&フェイヴァー・シリーズがはじまります。 主婦探偵ジェーン・シリーズとはひと味違いますが、あいかわらず人物描写が細かくて、女性シロウト探偵系がお好きな方なら必読。 | ||||
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シカゴの主婦探偵ジェーンのシリーズのように、事件そのものより背景や登場人物のほうが面白かったりするシリーズになりそうです。「お父さんが全財産を株に投資していて大恐慌で見事に破産、自殺。お嬢さまとお坊ちゃま兄妹がギリギリ生活しているところに条件付き遺産の話が...」全体トーンは明るいのですが、先の見えない低賃金生活やさびれた街の風景、最近の日本人ならけっこう身につまされそうなシーンが印象に残ります。殺人事件の背景も大恐慌ですが、懸命に働く人、困窮していても誇りは失わない人、不況の中でも才能を活かして儲ける人に比べ、犯人の卑しさが一段と浮かび上がります。当初しっかりものの妹のヒモ状態、軽そうに見えたお兄さんがなかなかいい味。ジェーン・ジェフリーの大好きな(作者も好きそう)ピーター・ウィムジー卿(国は違えどほぼ同時代人!)のアメリカ版になるかもの予感。それにめちゃくちゃお料理上手の人が登場。ヒロイン同様なにそれ!と思った「ホットレタスサラダ」、作ってみたらこれがなかなかイケル。これも今後の楽しみです。 | ||||
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時は戦前の大不況下(例のブラックマンデー以降)のニューヨーク郊外。もとは上流階級の兄妹の2人。しかし、家の破産で極貧生活を送ることに。そんなとき、死んだ叔父が財産を2人に残してくれることに。ただし、10年間彼の家に住むことを条件に---。ミステリーものとしては軽いタッチでコミカルにスピーディーに楽しんで読めるものだと思います。それなりにおもしろいのではないでしょうか。シリーズものなのですが、次作も読んでみようと思わせる作品です。 | ||||
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時代は大恐慌の直後。両親を失ったリリーとロバートの兄弟は、それまでのぜいたくな暮らしから、狭いアパート暮らしを余儀なくされ、日々の生活に追われていた。そこに、幼い頃1度会ったきりの叔父の遺産相続話が舞い込むが。。。そこには10年郊外にある屋敷に住みつづけなければならないという条件が。。。住む事を選択した二人だが、そのうち叔父の死に疑惑を持ち、捜査を開始することに。ジェインシリーズとは一味違った時代背景をおおいに盛り込んだ作品。その時代の家や車、生活なども楽しめます。 | ||||
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