クリスマスのフロスト
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.33pt |
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決してヒーローではなく人間味のあるフロスト。キャラがなかなか良かったです。謎解きについては期待ほどにはドキドキしませんでした。トレーシーの行方も「あれっ?」って感じでした。 | ||||
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ウィングフィールド作品は二作目です。 | ||||
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主人公のフロストは人間臭くて、なかなか個性豊かな人物で、ストーリーの展開はそれなりに面白いのですが、事件の解決に向けては直感ばかりがたよりで、あまりにも都合よくできすぎてる感じがします。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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半分差し掛かっても、どうもストーリーのバイオリズムに乗り切れない。 英国情緒にうまくチャネリングできない私の感受性の問題なんだと思うが、どうしても、話がグダグダ蛇行しているだけのようで(長編とは言え)、半分くらいのところでストップしてます… | ||||
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ちょっとタラタラしてるので、一気読みという感じではなく、毎日少しずつ読んだ。 フロストのキャラで読ませるサスペンス。 ま、魅力はある。 そして英国の古典(じゃないけど)の雰囲気もあり。 訳もなかなか良かった。 続きも読もうと思う。 少しずつ(笑) | ||||
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1983年のイギリスはロンドンから100キロほど離れた田舎町デントンを舞台に、クリスマス10日前の日曜日から木曜日までの5日間にいくつかの事件を描いたのが本作です。捜査に乗り出すのは無作法でがさつだが仕事熱心な自由人、やもめのフロスト警部。そして日曜日にロンドンからデントンに到着し、新たに配属となった警察署長の甥で野心家でもありフロストを白い目で見る新米巡査クライヴ。偶然も重なってソリの合わないこの二人が相棒となり事件解決に挑みます。そんな二人のまわりには上昇志向が強く出世第一でフロストを忌み嫌う署長マレットをはじめとした署員たちと田舎町デントンに住む人々が配置されます。事件は行方不明となった娼婦ジョーンの娘トレーシーを捜索することにはじまりますが、捜査を進めるにつれて発生する少女失踪とは直接関係のない問題を、平行して解決に当たることになります。 方向性としては、フロストたちとともに数々の事件を体験していくことに重点を置いており、謎解きを楽しむための作品としては作られていません。またミステリーといえば名探偵の推理力による鮮やかな事件解決によって読み手を楽しませるものが王道ですが、フロストはこのようなパターンには当てはまらず、独自の洞察力と直感を武器に強引な行動力で捜査を進め事件解決に至りはするものの、その推理が外れることも少なくなく、成功のほとんどは棚ボタの幸運なしでは成り立たないもので、主人公のずば抜けた能力に心を奪われるといった類のものでもありません。 本作は主人公フロストの人物像を売りにした小説といえるであろうとは思いますが、わたし個人としてはキャラクターとして際立った魅力を感じることはできず、前述の通りフロストの能力や作品の方向性もあってミステリーとしてのカタルシスも少なく、かといって決してリアルさにこだわったものでもなくあくまで娯楽作品であり、全体としての印象は悪くないものの明確にその強みを語りにくい作品だと感じました。 | ||||
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刑事ものでは最高。 ペーソスあり、奇抜なトリックはないが読ませる。 主人公が何よりおもしろく、署長も秀逸。 著者死去により数編しかないのが惜しまれます。 | ||||
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イギリスの作品だ。最近作のようなイメージだったが、もう35年も前か。月日の経つのは早い。 田舎町デントンで八歳の少女が行方不明になった。下品な皮肉屋のフロスト警部が奮闘する。 フロストはおそろしく口が悪く、上司からは煙たがられている。 が、捜査員としては優秀で、本件に並行して起きた小事件を次々と片づけていく。 魅力的かというと微妙だが、印象深いキャラクターではある。 赴任したばかりの若い警官クライヴとの好対照なコンビぶりも楽しい。 金持ちが殺され、愛犬も巻き添えを食っていた。捜査員の何人かは犬の死を悼む。 「俺は犬を飼うなら臭くて汚い奴にするよ。殺されたとき同情を横取りされなくてすむからな」 とフロスト。いかにもイギリスだなあ。さりげないシーンだが、真相解明の伏線になっている。 少女の行方を追ううちに、もう一つの大事件が姿を現す。サスペンスフルな構成である。 複雑な真相を解き明かす味わいは、警察ミステリの真骨頂である。プロットは満点だ。 ただ、キャラクターに感情移入できない。人間的なのはいいが、主役も脇役も必要以上に生臭く好感が持てない。 エンタメの主要人物には、もう少し爽やかさが欲しい。そこが大人の味わいなのだと言われれば、その通りなのだが。 | ||||
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