氷の家
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氷の家の総合評価:
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どう考えてみても好きになれそうにない登場人物たちが、不穏でしかない空気の なかで互いに辛辣な言葉をぶつけあって物語が進んでいきます。誰もが怪しくて 何かを隠しているといった様相で、心理ミステリ寄りの印象を受ける一冊でした。 少し読み進めればすぐに気付くでしょうが、作者の思想が強めに反映されてます し、登場人物の造形や言動もクセというかアクが強いので、決して万人に受ける ような作風ではないです。はっきり言って読んでいて疲れるタイプの小説です。 そして個人的にも苦手なタイプの小説ではあるのですが、それでも最後まで興味 を持って読ませてくれたのはある意味凄いところです。確かなことがなく、先の 読めない展開が続くので、結末にかけての二転三転ではカタルシスも得られます。 迷いましたが、好みではなくともよく出来た小説、が最終的な評価です(タイト ルも上手いですね)。ただ、「ミステリ」の要素はあまり期待しない方が良いか もしれませんし、大きく好みが分かれる作品だとは思いますのでそこはご注意を。 | ||||
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イギリスの田舎に3人の女が屋敷に住んでいたが、ある日、使用人が氷室で裸の腐乱死体を発見する。10年前に3人のうちの1人の女の夫が謎の失踪を遂げており、警察は死体の身元を夫であると疑うがどうやらそれは違うようだ…といったオープニングです。 女性作家、ミネット・ウォルターズのデビュー作にして最優秀新人賞受賞作。女性作家らしく、社会の女性に対する偏見に対する抑圧された女の感情が歪んで嘘や冷たい怒りになって流れます。 全体に皮肉で陰鬱なトーンが続き、登場人物が多くて話が混み入っているわりに、取ってつけたようなプロットが重なっていて妙味がありません。この内容で400ページは苦痛でした。 | ||||
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これは私がほしかったものではなく,妻に頼まれた本でしたが,安価ですぐ買うことができ,妻が喜んでいます。 | ||||
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以前より、ミステリーガイドBOOKで上位に入っているので、今回、読んでみました。 氷室の中にある死体は誰なのか? この家の失踪中の主人なのか? 遺体のDNA鑑定が出来ない時代設定なので、犯人を捜査する過程の 心理戦が大変面白い。 村で孤立する一家、女性たちだけで、きりもりされる一家。 謎と噂が交錯する中、ラスト、どんでん返し? 面白いのは間違いない! 久しぶりの海外物、ミステリーでした。 | ||||
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日本ではDVD化されてないので若いダニエル・クレイグの刑事役が見られないのが残念です。 | ||||
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