昏(くら)い部屋
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ミネット・ウォルターズ作品の中では割とライトな雰囲気だと思いました。 他の作品にあるような仄暗い恐ろしさをあまり感じずに読み終えました。 割と長い作品ではあるのですが、読み終えると「もう終わり!?」と感じます。 読み易いので、もっともっと続きが欲しくなります。 続編が出たら是非読みたいと思わせるような終わり方でした。 ミネット・ウォルターズ作品は全て読破していますが、この作品もまた他のものと同等に素晴らしいです。 | ||||
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ミネット・ウォルターズ作品の中では割とライトな雰囲気だと思いました。 他の作品にあるような仄暗い恐ろしさをあまり感じずに読み終えました。 割と長い作品ではあるのですが、読み終えると「もう終わり!?」と感じます。 読み易いので、もっともっと続きが欲しくなります。 続編が出たら是非読みたいと思わせるような終わり方でした。 ミネット・ウォルターズ作品は全て読破していますが、この作品もまた他のものと同等に素晴らしいです。 | ||||
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ミステリーの新女王、ミネット・ウォルターズが’95年に発表した第四長編。 ストーリーは、女主人公ジンクスの事故からはじまる。彼女は婚約者のレオから突然婚約を解消され、しかもそのレオが親友のメグとフランスに駆け落ちしたショックで、酒の力を借りて車で激突死を試みたのだ。 奇跡的に命は助かるが、事故前後の記憶がすっぽり抜け落ちていた。しかし彼女には記憶喪失の自覚がないばかりか自分が自殺をはかったとはとても信じられなかった。そんなおり、レオとメグが死体で発見される。どうやら殺害されたらしい。ジンクスの周りでは10年前にも夫が何者かに殺されるという事件があった。警察はジンクスを重要容疑者と見て捜査を進める。 果たして事件はジンクスの手によるものか、それとも厳格な実父アダムの指示による殺し屋の手によるものか・・・。 また、本書ではウォルターズの作品らしく、ともすれば多すぎるほどの、ジンクスを支える準主役級の登場人物はもちろんのこと、物語の終わりにほんの一瞬しか姿を現さないが、作中ことあるごとに話題となる父アダムでさえ、愛情、憎悪、怒り、悲しみといった感情を互いにぶつけ合い、人間臭く、とても印象的だ。 本書は、一作ごとにタッチを変え、さまざまな手を見せてくれた作品とは趣がさらに異なっており、一見無関係なピースが空白を埋めてゆくと、ついにひとつの大きな絵になるという手法をとっている。過去3作ほど内外の評価は高くないが、実験的で、極めて現代的な傑作である。 | ||||
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事件が起き、探偵が登場し、容疑者が絞られ、複雑なトリックやアリバイが看破され事件解決、すっきりした!といった物語では、全くありません。 一応の解決はつけられ、犯人も指摘され、筋は通されますが、「でも本当は・・・?」という余韻をたっぷり残したまま物語は幕を閉じます。 この余韻を、わだかまりと感じる人も多くいるんじゃないかなと思います。が!この「でも真実は違うかもしれない」というところがこの小説の最大の読みどころです。 彼女は本当に聡明で健気な被害者なのか?だとしたら随所に見られるあの、・・・そっくりの残虐な態度はどう解釈するのか?犯人は本当に・・・したのか?過去の事件であの親子は本当に・・・だったのか?全ての罪を・・・に着せて間違いはないのか? ほんとに?ほんとに?本当に? ラストのラヴロマンスは不必要な気もしますが、これがまた未来の事件を予想させて、読者を不安に陥れます。 おもしろいです。 | ||||
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ウォルターズの中では、一番地味な作品と言えると思います。でも、読んでいる間とても楽しい。すらすら読めるし、今回に関しては犯人が始まってすぐ判るんですが、やっぱり楽しい…面白い作家だと思います。今までの作品よりも生臭さは感じないのですが、より隠されている感じがします。秀作です。 | ||||
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