夜のフロスト



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初公開日(参考)2001年06月
分類

長編小説

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夜のフロスト (創元推理文庫)

2001年06月08日 夜のフロスト (創元推理文庫)

流感が猛威をふるう町に中傷の手紙がばらまかれ、切り裂き犯も老女を襲う。絶体絶命の人手不足の中、ウィルスにも見放されたフロスト警部に打つ手はあるのか? シリーズ既刊は2点ともミステリ・ベスト10第1位に選ばれた、大好評シリーズの第3弾! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

夜のフロストの総合評価:8.91/10点レビュー 34件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

㊟ 通勤電車で読んではいけません(笑)

下品な下ネタ連発のフロスト警部。何だこれってのけぞるミステリです。爆笑の連続ですが、デントン警察は流感の猛威に半数がダウンするという非常事態のなか雑多な事件が頻発します。
行方不明の女子学生、中傷する内容が書かれた手紙があちこちにばらまかれ、老人を狙った切り裂き事件まで起きる。新任のギルモア部長刑事はこ汚い恰好のフロスト警部の下で頻発する事件に引っ張り廻される。
ジャンルで云えばバークリーの『毒入りチョコレート事件』に代表される多重解決になるようだ。人手不足のデントン警察でも事件は待ってくれない。日勤、夜勤と眠る時間もなく事件の捜査に当たるフロスト警部。
署長のマレットに睨まれながら、チンポコだのお股だのと下品なジョークをまき散らしながら次々起こる謎めいた事件に奮闘する様子が描かれる。
とにかく下品なジョーク満載なので、吹きだすことは間違いないから、通勤電車などで読むのはやめましょう( ´艸`)
けっこうな厚さの文庫本ですが、このような内容なので途中で飽きるとかダレルといった心配はありません。軽い内容かと思わせますが事件そのものは残虐です。
カーチェイスありドタバタありとフロスト警部の活躍がこれでもかと書かれています。 しかし、これまでこんなミステリを読んだ経験がありません。
一つの新発見です。ユーモアミステリというのはありますが、それとも一線を画していると思います。デントン警察の面々もみんな素敵です。良いキャラクターばかりです。
読んでいてひとつ気が付いたのは、彼らは飲み物といえば紅茶なんですね。コーヒーを飲むところが一度も出てきませんでした。イギリスってそうなんですかね?
残念なことに作者は亡くなっているそうです。でも他にまだありますから他のフロスト警部のものも読んでみようと思います。
くさくさしている気分の時はこのミステリが何よりの特効薬です。ゲラゲラ笑ってミステリを楽しみましょう。 !(^^)!

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(8pt)

「フロスト日和」から始まって

とうとう最後の小説になりました。
最初「フロスト日和」を読んだ時は、こんなに面白い警察小説があったとは!
と、びっくりものでした。
そのあと、作者がもう亡くなっていることを知り
一年に一冊?ずつ大切に読んできました。

どの小説も繰り返し読みたいぐらい!
事件なんてどうでもいいなんてことは言いませんが
フロスト氏の発言・行動。そして思慮深さと温かさ。
人間味あふれるフロスト氏に感謝です。

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(5pt)

最高!!!

ギルモアのことを『ぼうや』って優しく呼ぶのが一番好き。
そして私自身が仕事のミスで落ち込んでいたので、ジャックに救われた。
ありがとう、フロスト警部!
夜のフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜のフロスト (創元推理文庫)より
4488291031
No.31:
(5pt)

ゲスの極み警部

ゲスの極み警部。
下ネタ、セクハラ発言のオンパレード
で、事務処理能力ゼロの困ったオッサン。
でも弱い立場の人間に対する、深い共感と思いやりも持っている。
この矛盾のかたまりのようなキャラクターが、難事件をみっともなく解決していく。
上司にしたい人一位だけど、上司にしたくない人も一位になりそうな警部の姿をお楽しみ下さい。
夜のフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜のフロスト (創元推理文庫)より
4488291031
No.30:
(1pt)

パターン化のよし悪し

勘を頼りに心根優しいフロストが寝不足ながら事件を解決していく。翻訳の文体も気持ちいい。
そして今作の新機軸は<アクションシーン>。容疑者と格闘したりクレーン車によじ登ったり。わたしには違和感が残りました。

それよりも気になったのは<尋問するけど容疑者は嘘ついてその場は逃れる>パターンの多さ。
最近、たてつづけに3シリーズ読んだが、うんざり。3年ごと新作が出るタイミングで読んでいれば許容できたかもしれないけど。
夜のフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜のフロスト (創元推理文庫)より
4488291031
No.29:
(5pt)

レビュー書き尽くされていますが私も一票投じます!

とても長いけど読んでしまう、読ませてしまう面白さ!
まだ発見していない方が一人でも多くこの作品を見つけられますように。
夜のフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜のフロスト (創元推理文庫)より
4488291031
No.28:
(5pt)

ワンパターンと言ってしまえばそうなんだけど、直感と毒舌で、同時並行で進行する事件を紐解いていく姿は読んでいてやっぱり面白い!

「クリスマスのフロスト」、「フロスト日和」ときて、本作、「夜のフロスト」。本作も750ページの大作で、墓地に捨てられた新聞配達の少女、嫌がらせを受ける金持ち野郎と超セクシーな若妻、そしてお婆さんばかりを残忍な手口で殺す連続殺人と盛りだくさんの事件がどんどん進行するなか、エリート警部のアレンを初め多くの警察官は流感で休んでおり、デントン警察は少ない人員でてんてこ舞い。

そんななかに配置されてきた結婚したばかりの若い刑事ギルモアは、不幸なことにアレンの代わりにジャック・フロスト警部の下に配属されてしまう。退屈なデントンで帰らない夫に不満を爆発される妻をなだめながら、「直感」を武器に手あたり次第に毒舌を吐きまくるフロストにひきずりまわされる...

フロストシリーズもさすがに三作目となると若い配属されたばかりの刑事とのコンビも含め、署長のマレットとのやりとりも、いってみればワンパターンなんだけど、それでもやっぱり面白い。直感が外れても一瞬へこんで、また次の直感で事件の真相をパズルのピースをはめ込んでいく行動力と洞察力が面白いし、「ちん〇こ」がやたらめったら出てくる毒舌も声に出して笑ってしまうほどおもしろい。毎回思うが役者の芹沢恵さんの仕事はすばらしく、イギリス人じゃないとわからないようなジョークもしっかりと解説してくれている。
夜のフロスト (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜のフロスト (創元推理文庫)より
4488291031



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