人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)



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長編小説

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人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)

2015年10月30日 人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)

有能だが変わり者の事件分析官アーベルと彼の助手となった、有能な女性刑事ハンナは、解体され、内臓を抜かれた死体が次々と見つかるという猟奇的な連続殺人事件の真相に挑む。自ら「人形遣い」と名乗る犯人の正体とは? 死体と2人だけになって、その声を聞くという変わり者の分析官アーベルと、彼に反発しながらも、貪欲に学び取りたいという姿勢を見せるハンナの2人が、探り出す真相の悲しくも恐ろしい真相とは?(「BOOK」データベースより)




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人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)の総合評価:8.00/10点レビュー 13件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

ドイツ語圏ミステリーに、新たな大型シリーズ登場

2012年に発表された、遅咲きのベテラン作家レフラーのデビュー作。極めて完成度が高い、プロファイラーものの警察ミステリーである。
ケルンで猟奇的な連続殺人が発生。被害者は全員、内臓や体の一部が失われていたため「解体屋」事件と名付けられた。ケルン警察の捜査を助けるため、変人ながら凄腕の事件分析官(プロファイラー)アーベルと、アーベルに分析手法を学びたいという女性分析官クリストが派遣された。プロファイリングに懐疑的な地元警察との衝突を繰り返しながらも、アーベルは犯人像を絞り込み、クリストは自分勝手なアーベルに反発を覚えながらも、その手腕を信頼するようになった。自らを「人形遣い」と名乗る犯人を追い詰め、逮捕にこぎ着けようとしたとき、警察内部のふとしたミスから事態は急展開を見せることになった。
「羊たちの沈黙」を読んで以来、ドイツが舞台のリアルなミステリーを書きたいと思っていたと作者が語っている通り、伝統的に刑事警察ミステリーが充実しているドイツ語圏で、新たに「プロファイリング」の分野を開拓した作品である。犯人追跡のミステリーとしての完成度が高く、それに二人の主人公の個性的なキャラが重なって、読み応えがある。本国ではシリーズ化され、いずれも好評だという。
サイコスリラー的な要素が色濃い作品だが、主眼はあくまでも事件分析(プロファイリング)にあるので、警察ものファンを始め、多くの方にオススメできる。

iisan
927253Y1
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No.12:
(4pt)

続編がきになります。

プロットがありきたりと他の方のレビューにもありますが、
 それでも続編に期待してしまうのがこの作品の良い所かもしれないです。

人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)より
4488235093
No.11:
(5pt)

かなりページ数がありますが、、、

挫折する事なく読めました!ひさびさに読み応えのある興味深い作品でした。(残虐性はかなり高いですが、、)
主人公をはじめ登場人物も闇を抱えていたり、人間味のある人物が多く、その点も魅力的でした。
続編を期待して待ちたいです!
人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)より
4488235093
No.10:
(3pt)

登場人物が平凡

ストーリーはそれなりに面白かったです。
犯人が判明してからも緊迫したシーンが続き、最後まで飽きずに読めることは読めますが。

登場人物に関する描写がぎこちなく、感情移入しにくいのでスリルやサスペンスを感じるかというとイマイチ…。
特にヒロインのハンナは、あまりにも子供じみていてとても設定通りの自立した女性には見えず、
それが個性だとも思えない薄っぺらい人物造形で、アーベルとの交流にも全然共感できません。
原文からしてそうなのか、翻訳がダメなのかはわかりません。

ドイツ文学を専門にしている翻訳者がもっとたくさん現われて欲しいと切に願います。
人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)より
4488235093
No.9:
(5pt)

久し振りに本格的なシリアルキラー・ミステリーを堪能。

本当に久し振りで本格的なシリアルキラー・ミステリーを堪能した。最近、良作を輩出しているドイツ・ミステリーにして、これが著者のデビュー作というのだから驚く。

ドイツのケルンで続く猟奇連続殺人事件。なかなか犯人像が絞れない中、変わり者の事件分析官、マルティン・アーベルが捜査応援に投入される。アーベルとコンビを組んだ若き女性事件分析官のハンナ・クリストは犯人の凶行を止めることが出来るのか…

全く先の読めないスリリングな展開と二転三転する犯人像にハラハラしながら最後まで楽しめた。但し、かなりグロい描写もあるので、ご注意。

トマス・ハリスのハンニバル・シリーズ、ロバート・W・ウォーカーの女検屍官ジェシカ・コラン・シリーズにも負けず劣らずの作品である。
人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)より
4488235093
No.8:
(2pt)

全く新味のないサイコスリラー

偏屈なプロファイラー(おっさん)とプライドの高い女刑事(ツンデレ)のコンビが、バラバラ殺人を繰り返すシリアルキラー(幼児虐待経験者)を追う、というありがちな話。 犯人の正体に関する見え見えのミスリードと、犯人を主人公達と何度もニアミスさせる展開のワザとらしさ、オリジナリティのない異常性にウンザリ。 結局、事件解決にプロファイリングが全く役に立たなかったというラストに唖然。
人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト) (創元推理文庫)より
4488235093



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