そして赤ん坊が落ちる
評判
そして赤ん坊が落ちるの評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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そして赤ん坊が落ちるの評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
草食系探偵アルバート・サムスンの恋人アデル・パフィントンが主役のミステリ。
サムスンもの「A型の女」「消えた女」あたりでは恋人の存在は伺えるものの、アデルの登場はなかったと記憶している(名前も明らかになっていなかったような)。本作品のアデルは、ソーシャル・ワーカーとして活躍するバリバリのキャリア・ウーマンで、年頃の娘ルーシーの行動に悩めるシングルマザーというキャラクターだ。
アデルがチーフを務めるソーシャル・ワーカー事務所に強盗が押し入った。強盗はアデルを脅し、事務所が取り扱ったケースのコピーをとり立ち去る。犯人の意図がわからないアデル。ほどなくして、二人の子供とともに失踪した母親の件が事務所に持ち込まれ ・・・
アデルはまさにアメリカ流の自立した女性である。自身の信念に基づき行動するぶれることがない。アデルが事件を紐解くうち、大いなる巨悪にぶちあったっていくというストーリー展開なのだが、捜査権限も何もないアデルのバイタリティーが見所である。折れそうになる心を支えるのは恋人サムスン。(登場シーンは少ないがサムスンにイイ男っぷりも堪能できる)。これまたアメリカ流のパートナーシップではないか。
マザー・グースからとったタイトルが示唆するように、本作品の内容はかなり重い。アデルを通じて家族のあり方とか、女性の生き方といったものを考えさせらえる作品になっている。本作発表から20数年たって日本もそれにやっと近づいてきたのかもしれないな。