雪の狼
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ロシアのアメリカ情報部員が過去の機密扱いの書類を発見し・・・というお話。 上記の発端から、過去に遡り、意外な謀略の事実が露呈し・・・という謀略小説と歴史改変小説が組み合わさった感のある作品でした。 以下でネタバレ解説になりますが、既にレビューを書いている方がバラシているかもしれないので、色々書きこみます。 ソ連時代の要人暗殺が主な筋ですが、この著者の後書きで知ったのですが、その要人の死に方が不審で、今でも色々憶測があるそうで、ミード氏もそこに目をつけて、自由に発想して本書を創作したそうで、今読んでも面白い作品でした。ペレストロイカの時にゴルバチョフという政治家が、色々情報公開したそうですが、この人の死に関しては何もでなかったのですかね。その辺の歴史に詳しい方がいたらご教示願いたいです。 不満を言えば、その要人が超厳密な警戒態勢の中で暮らしていて、暗殺にも高度な技術が要りそうですが、あまり登場して活躍するキャラがあまり訓練などせず送りこまれ、すぐにソ連に気づかれたり、そういう風に幾つか不満もありますが、最後の方に意外な関係が明らかになったり、冒険小説としてもよくできているので、そういう不満も払拭されて読めました。 この作品も買った際は90年代で、今でも版を重ねている模様で、評価が高いみたいで、今まで読まなかった不明を恥じました。すいません。ミードさんは他にも色々書いていて、翻訳されている様なので、これから読もうと思います。 大胆な仮説と、歴史的事実を絡めて読ませる謀略小説と歴史改変小説の要素を持つ作品。必読。 蛇足ですが、342ページ~343にウクライナに関する部分で興味深いところがあるので、少し引用しておきます。 「レーニンがボリシェビィキを使ってあの国を制圧し、そのあとスターリンが五百万人になんなんとするウクライナ人を殺し、あるいはシベリア送りにしたんだ」 「富農戦争のとき、スターリンはウクライナから穀物のすべてを奪い去った。そのために、ウクライナの人々は飢餓に苦しむことになった。ドイツがやったことも確かにひどいが、ソビエトがウクライナにたいしてしたことはもっとひどいんだ」 | ||||
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ストーリーは回転が速く、なかなか面白いのですが、翻訳が文語体っぽくて、突っかかって読み進みにくい。 今は、意訳で良いのでどんどん読み進めるように訳すべきではないでしょうか? | ||||
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辛くもソヴィエトの大地を踏んだスランスキーとアンナの存在は、すでにKGBに察知されていた。しかも作戦をソヴィエトに知られたことを憂慮する合衆国側が、ついにふたりの抹殺を決定。敵味方双方から狙われるスランスキーたちを待つものは?一方、必死にふたりを追うKGBのルーキン少佐も、思わぬ運命に翻弄されようとしていた…。物語は息つく間もなく感動のクライマックスへ。 | ||||
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たまたまチャイルド44(レオ3部作)に続いてソ連圧政下のお話を読みました。 この時代のソ連の描写はあまりに息苦しい。洗脳、相互監視、密告、拷問、強制就労等々 とんでもない時代でしたね。そして独裁者には必ず更に最悪な側近たちの存在があります。 そんな中で反体制的な活動をするには当然命を代償にするしかない。しかも半端な覚悟や 能力では到底なしえない。だからこそここまで緊張感の高い物語が生まれる。 実は最後の最後まで目的の完遂までは到底無理だと思って読んでおりました。 堪能させていただきました! | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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