亡国のゲーム



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初公開日(参考)2003年10月
分類

長編小説

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亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

2003年10月31日 亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

ある日、アル・カーイダを率いるアブ・ハシムから、米国大統領に、湾岸に駐留する全米軍の完全撤退と、米国だけでなく世界各国に囚われている仲間の解放を要求する脅迫状が届いた。期限は7日、要求が完全に満たされなかった場合、ワシントンは致死性神経ガスによって巨大な墓場と化すことになっていた。大統領をはじめ米政府上層部は対応に苦慮するが、ワシントン周辺にあるはずの凶器を探し出し、実行犯を捕らえようと秘密裡に大規模な捜索を開始する。(「BOOK」データベースより)




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No.6:
(3pt)

亡国のゲーム〈上〉

ある日、アル・カーイダを率いるアブ・ハシムから、米国大統領に、湾岸に駐留する全米軍の完全撤退と、米国だけでなく世界各国に囚われている仲間の解放を要求する脅迫状が届いた。期限は7日、要求が完全に満たされなかった場合、ワシントンは致死性神経ガスによって巨大な墓場と化すことになっていた。大統領をはじめ米政府上層部は対応に苦慮するが、ワシントン周辺にあるはずの凶器を探し出し、実行犯を捕らえようと秘密裡に大規模な探索を開始する。
亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
4576032143
No.5:
(2pt)

タイミングが悪いし冗長

同著者の「雪の狼」が面白かったので、本書を読むことにした。原題は"Resurrection Day"=「復活の日」=「アル・ワキア」はイスラム教にとってはコーランにも出てくる意味の大きい言葉であるようで、事実、本書のクライマックス章の題は「復活の日」となっている。原著書名が正確に日本語訳されていない本は多いが、大抵は日本語に訳しにくいことに起因し(長すぎるなどもあり)、こんな簡潔かつ重要な原著書名を変えてしまうとは・・・・。正直、意図するところがわからない。
 本書は9・11前に完成されていたそうで、著者は、イスラム原理主義側のアメリカ本土の攻撃方法としてNBC 兵器のいずれも想定していたようである。その中から化学兵器を選択したのは、アメリカではオウム真理教の東京アタックが非常な衝撃をもって報道されたことに、多少なりとも影響を受けているようだ(実際にアメリカ当局は神経ガス攻撃に対する対策を強化したという話もある)。完成後出版前に 9・11が起こってしまい、著者の予見は形を変えて現実のものとなったわけである。これでは、事実を再現したような内容の本書は出版しにくい。著者は作品をシャープに(おそらくは大幅に推敲)して出版にこぎつけたとのことだが、とてもシャープとはいえない内容である。一貫して、愛する無辜のものが殺害されていく不条理と、それに対するやり場の無い悲しみと怒りが背景に横たわっている。前半部分は引き込まれたが、次第に不必要と感じてしまうエピソードの繰り返しが多すぎる気がして途中で飽きてきた。また、あれほど用心深く冷静なアルカイーダの指導者が兵器を1つしか用意していない設定が疑問だ?用意した1つには何重にも万一の場合の危機回避システムが設定されていたのにである。矛盾してはいないか?結局、ただ一つしか無い兵器がみつかったら全て「おじゃん」なのはわかりきってるはず。敵があまりにも切れ者だと、思惑通りに小説が完結しなくなるから、「少し」だけ「まぬけ」になってもらったのだろうか?お粗末すぎる・・・。
 不必要と思われるエピソードを入れすぎて、肝心の敵の設定が甘いとしかいいようが無い。ミードの作品を読もうとお考えの方にはこの作品はお勧めできない。
亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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No.4:
(5pt)

最高傑作の一つ

これはすごい。正直圧倒された。

このところのグレンミードにはちょっと違和感を持っていましたが。

この作品は、最高傑作と思っていた『雪の狼』とはまた違ってよりスケールの大きな、そのくせ発散しないなかなかのものにでき上がっていました。

そ、細部の具体性が怖いくらいです。

毒ガスによるテロに理不尽にも脅迫されるアメリカ。

何十万と言う人の死を目の前にした展開は、まさに手に汗握ります。

そのくせ、人物の書き込みも十分で、人と人との心理、男女の機微、これもないがしろにされていません。

最終的な結末ほか、これ以上はお楽しみで語れないのが辛い。

でも、ポリティカルパワーゲーム、サスペンス、ロマンス、等々様々な要素が大変うまく絡み合っています。

これは、グレンミードの最高傑作の一つとして数えられる作品でしょう。
亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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No.3:
(4pt)

練り上げられた対比法

周到に練りあげられた無駄のない構成。丹念に書き込まれた(まるで映画のカットをまるごと文章化したような)細部の積み重ね。適度に類型化されたわかりやすい人物群。物語の骨格をなす主要人物たちが奏でる対位法(ロシアの血が混じったチャチェン人テロリストのニコライ・ゴレフとパレスチナ人テロリストのカルラとその息子ヨセフ。FBI捜査官ジャック・コリンズと亡くなった妻子、そして現在の恋人ニッキとその息子ダニエル。これら二組もしくは三組の男女、親子の関係の対比。ロシア連邦保安局のクルスク少佐とゴレフとの友情。アル・カイーダのテロリスト、ラシフに対するジャックの憎悪。これら二つの感情の対比。高潔な合衆国大統領と邪悪なアル・カイーダの指導者との対比。)そのどれをとっても良くできた第一級の娯楽小説で、だから安心して著者の術中にはまり、時を忘れることができる。あらかじめ約束された大団円とカタルシスをめざし、緩急をつけながら頁を繰っていける。
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No.2:
(4pt)

なかなか深い!

中東や中央アジアなどの問題に興味がある私にとっては、最初はあまり期待してなかったけれども「深い」と感じました。上巻の範囲ではあまりその良さは感じないけど、最後まで読むと考えさせられるものがあります。
亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:亡国のゲーム〈上〉 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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