針の眼



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初公開日(参考)1979年12月
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長編小説

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針の眼 (創元推理文庫)

2009年01月31日 針の眼 (創元推理文庫)

上陸地点はカレーかノルマンディか。英国内で活動していたドイツの情報将校ヘンリーは、連合軍のヨーロッパ進攻に関する重大機密を入手、直接アドルフ・ヒトラーに報告するため祖国を目指す。英国陸軍情報部の追跡を振り切り、U=ボートの待つ嵐の海へ船を出したが…。第二次大戦下、史上最大の上陸作戦を成功に導いた、知られざる「英雄」の物語。MWA最優秀長編賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

針の眼の総合評価:7.89/10点レビュー 19件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

主人公がカッコイイ

とてもスピード感があってハラハラしました。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(5pt)

絶版状態はもったいない

『大聖堂』の作者の実質的第一作。
1978年のMWA最優秀長編賞受賞作。
早川書房の「冒険・スパイ小説ハンドブック」(1992年)では、冒険小説部門で第9位(総合ランキングでも26位)。

舞台は第二次大戦下のイギリス、ノルマンディー上陸作戦前夜。連合軍の大陸侵攻地点の情報をめぐるドイツの一匹狼のスパイとイギリス政府防諜機関との攻防。
30年前の作品であるけれど、はっきり言って、面白い。
前半のプロ同士の追跡劇から、後半、孤島に舞台が移ってからの作品のトーンの変化も、賛否あるかもしれないが、許容範囲だろう。

絶版状態はもったいない。東京創元社はなぜ再版しないのか。

余談。
スパイ追跡の指揮を執るゴドリマン教授は中世史の専門家で、「ヘンリー2世は1173年になぜイングランドを訪問したのか、それが1940年夏の彼の課題だった」という登場時のくだりは、後に『大聖堂』を書くことになる作者の壮大な伏線か。
針の眼 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:針の眼 (新潮文庫)より
4102358099
No.17:
(3pt)

誉れ高い名作?

所謂、冒険スパイ小説という括りの部類だろうか。
J・ヒギンズやF・フォーサイスのそれと読後感が非常に似ている。共通しているのは読んでいる最中楽しく時間を潰せるが読み終わって何も残らない、折りに触れ読み返す事もない、硬質な文体とも言えず文学的要素も皆無である事。
途中で予想できる結末、安易な数年後のエピローグ、映像化される事を念頭に書かれた様な大立ち回りや濡れ場等スパイ小説には不要。
針の眼 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:針の眼 (新潮文庫)より
4102358099
No.16:
(5pt)

息詰まる迫力の正真正銘の傑作

Dデイ前夜の第二次大戦の裏面を描いたスパイ小説として、タイムリミット・テーマのサスペンスとして、まさに息詰まる迫力の正真正銘の傑作。主要登場人物から端役に至るまで生き生きと活写する筆力も圧巻。特にヒロインの心理描写の鮮やかさには舌を巻く。
針の眼 (ハヤカワ文庫 NV 319)Amazon書評・レビュー:針の眼 (ハヤカワ文庫 NV 319)より
4150403198
No.15:
(1pt)

時代遅れ

名作の誉れ高い本作ですが、私の琴線には全く触れませんでした。
本作のスパイには何の苦悩も挫折も成長も自己犠牲もありません。
ただ冷酷非情なだけで、ジェームズボンドのようなグラマラスな魅力も皆無です。
しかも、スパイに感情移入できないまま、語り手の目線は英軍人の奥さんに移ってしまう。
ラストで、大した活躍もしていない刑事とその奥さんがくっついたからって何のカタルシスもない。
本当の名作「北壁の死闘」の足元にも及ばない凡作です。
これが名作扱いされているのは、妙にくどい性愛描写が昔の読者に受けたからでしょうね。
針の眼 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:針の眼 (新潮文庫)より
4102358099
No.14:
(3pt)

『大聖堂』と比べたら・・・。

評者は、2009年に、友人からケン・ホレットの『大聖堂』上・中・下巻を送ってもらって読んだことがある。
 このころ評者は、読了した本のレビューをすべてこのAmazonのレビューに投稿していたわけではなかったのでレビュー履歴に、この『大聖堂』は残っていない。
 この『大聖堂』は、主人公のジャックという若者が何度もの苦難をのりこえ聖堂を建立する長い物語であった。
 なにより中世ヨーロッパを、ケン・ホレットが巧みに描き切っていたのが今でも印象に残っている。
 本書『針の眼』と、この『大聖堂』が、テーマがあまりにも異なっていたから同じ作家が書いたものかと訝りながら、昔買った覚えのある『針の眼』をこの友人に読んでもらおうと思い、本棚などを探したが見つからなかった。
 仕方がないからAmazonで購入して他の本と一緒に送ったのが同じ2009年のことだった記憶である。
 先日、古いダンボール箱のなかから先に読んだカミユの『異邦人』と一緒に見つかった何十冊もあった本の中から送ろうと思って探しても見つからなかった本書『針の眼』を見つけてしまった。
 ミステリも他に何冊か見つかったので再読してみようと思ったが、まずは本書『針の眼』を手にした。
 評者が本書を読んだのは、30年以上も昔であり、記憶では面白いスパイものだと思い込んでいたので友人に送ってしまったのである。
 が、本書の後半まで読み進んできたら唐突に濃厚なベットシーンが描写され始めるのである。
 この状況設定に評者は違和感を覚えてしまったのです。
 連合軍がDデイに上陸する場所を確定するため、一匹オオカミで冷静沈着のプロ中のプロのスパイが、貴重な囮基地の写真を撮ったあと緊張感を読み手に与えながら物語が進んでいたのに、このロマンスでこのスパイ物語の流れが断ち切れてしまった。
 この孤島でのロマンスを挿入することなく巧妙にストーリー展開させることも可能な著者だっただろうと思うと残念でならない。
 読者には、それぞれ好みがあるから評価はそれぞれ分かれるだろうが、このプロット構成は評者の好みではない。
 かって評者が読んだアラン・ファースト著『影の王国』(講談社文庫)のような地味でリアル感のある作品のほうが評者の好みである。
 いかにもアメリカ人好みのDデイをテーマにしているし、濃厚なロマンスもありだから、アメリカ探偵作家クラブが「エドガー賞長編賞」を与えたのも納得である。
 『大聖堂』を、評価星5ヶとしたら、本作『針の眼』は、後半までは面白く読ませてくれたので星3ヶ進呈しました。
針の眼 (ハヤカワ文庫 NV 319)Amazon書評・レビュー:針の眼 (ハヤカワ文庫 NV 319)より
4150403198



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