大聖堂 果てしなき世界
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それまで続いていた、悪なる主人公のラルフと善なる主人公マーティン兄弟がフランスとの戦争や突然降りかかるペストの混乱に陥りながら意外な運命に展開していく。18禁と思える様な映像描写が随所随所に書かれているが、例えばランブール兄弟の祈祷書の挿絵に描かれている様に中世の性風俗はこんなものなのかもしれないと思った。ここは製作者が上手に皆が鑑賞できる様な映像にして欲しい。この巻でも女性の登場人物、カリス、グウェンダ、フィリッパ達が強烈な印象を焼き付けてくる。中でも特にカリスの活躍が強烈だった。ゴドウィンやフィルモン等の修道院の登場人物が次第に悪党の本性をはっきりと露見させて大きくなっていく。この巻では悪の主人公ラルフが大活躍する。エルフリック等もマーティンを苦しめてしぶとく存在していたが・・・。 | ||||
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最初のエピソードで、登場人物の一人のグウェンダの手が、切り落とされてしまうのかと心配して読み始めた。その後、カリス、マーティン、ラルフ、フィルモン、ウルフリック、ゴドウィンと登場する。各人のセリフや行動が、この後の小説の中の登場人物によって紡がれていく業を象徴している様に思えた。この小説で感じたことは当時としては珍しい現代的な女性、カリスの鮮烈な個性である。グウェンダの個性もかなり強烈だが、女性の登場人物の個性がこれ程強く描かれている小説は、実際には多くあるかも知れないが、この小説は私にはとても強烈に感じた。前作の大聖堂の続編だと思って読んだが、前作に負けず劣らずの構成だった。前作の善の側の登場人物の子孫が悪と善に分かれて戦いあう展開であったのが意外だった。 | ||||
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著者はかなりの時代考証を積んでいることは読んでいてわかるが、だらだらと続くストーリにややうんざりする。展開には気を使っているがそこがあざとく見えなくもない。中世の人の心を現代の人間が理解できるのかと読みながらしばしば考えてしまう。現代的なフレーバーを入れることで人気を得ようと考えているのかもしれないがそれ故にリアリティが損なわれる。細部や中世社会の在り様に気を遣ってかいても、それだけでは中世は蘇らないような気がしてならない。テレビドラマの原作としてなら優れている。 | ||||
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前作ほどの面白さは無かったけど、充分楽しめた。ブリューゲルやボッシュの世界を覗き見るような面白さは、抜群。 | ||||
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友人に勧められて読みましたが、とても面白かったです。中盤以降は展開が気になって、そそくさと家に帰って TVドラマは録画にして じっくり読みました。 | ||||
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