ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器



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初公開日(参考)2019年11月
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長編小説

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ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)

2019年11月20日 ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)

名ヴァイオリン職人のジャンニは、ヴァイオリン製作学校の講師でもある。20年前の教え子であるノルウェー人のリカルドが講演を行い、その夜に殺害されてしまう。そして彼が持っていた、ヴァイオリンに似た楽器ハルダンゲル・フィドルが消えていた。犯人はなぜ、さしたる値打ちのない楽器を奪ったのか? 殺人と楽器の謎を追って、ジャンニは友人の刑事アントニオとノルウェーへ旅立つ。名職人にして名探偵の謎解きを堪能できる人気シリーズの日本オリジナル作品!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器の総合評価:8.38/10点レビュー 16件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

人間は何をしても、いつだって失敗なんだ

ヴァイオリン職人シリーズの第3作で、なんと日本向けの特別書き下ろし作品だという。北欧ノルウェーを舞台に人間の愚かさ、切なさ、愛しさを描いた人間味豊かな傑作ミステリーである。
20年前にイタリア・クレモナのヴァイオリン製作学校でジャンニの教え子だったノルウェー人・リカルドが母校を訪れ講演をした夜、殺害され、ノルウェーから持ってきていた古い弦楽器ハルダンゲル・フィドルが消えてしまった。大した市場価値がある訳でもない楽器が、殺人の動機になるのだろうか? クレモナ警察の刑事で友人のアントニオの捜査に協力するためにジャンニは、真相解明のためアントニオ、恋人のマルゲリータと一緒にリカルドの葬儀に参列することになったのだが、雨の日ばかりが続くフィヨルドの港町・ベルゲンで三人が出くわしたのは、新たな殺人事件だった・・・。
前2作と同様、本筋は犯人探しなのだが、本作でもヴァイオリンや音楽にまつわるエピソードが重要な役割りを果たしており、殺人事件ながら血腥いところや暴力的なところはほとんどない。だからといって退屈ではなく、謎解き、サスペンスはたっぷり堪能できる。さらに、老練な職人であるジャンニの深い人間観察から発せられる含蓄に富んだコメントが味わい深く、ヒューマン・ドラマとしても傑作と言える。
幅広いミステリーファンが満足できる作品だが、シリーズ物なので、先に前2作を読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.15:
(5pt)

待ってました!

1作目からストーリーも好きですが、主人公のヴァイオリン工房の空気感を感じ、クレモナがまるで良く知っている土地に感じました。その世界観まだまだ味わいたいです!
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)より
4488178073
No.14:
(3pt)

ちょっとがっかり

前2作が音楽史に基づきその音楽にまつわる描写が余りにも素晴らしくて素敵だったので、正直なところ読まなければ良かったと思いました。日本向けに作者が無理やり捻り出した作品だと事がよくわかります。他国では翻訳されないでしょうね。
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)より
4488178073
No.13:
(4pt)

イタリアのオジサン、ますます快調、ですが…

シリーズ三作目ですが、この作者、一作ごとに上手くなり、物語も深みを増しているようです。
今回は陽光溢れるイタリアと夏でも寒いノルウェーの、そのノルウェーの暗くてじめついた都会と、荘厳雄大な大自然の、そこで生まれた美しい愛とその悲しい結末の、コントラストで魅せてくれます。
ジャンニとアントニオとマルガリータ、三人の関係も最高!
でも物語が魅力的なだけに、翻訳のちょっとした点が気になったりします。例えば『道路脇』と訳すべきところを『道路の横』とか、『崖の側面』を『崖の横』とか…要するに原文で"side“とあれば悉く〈横〉と、機械的に置き換えちゃってるんですね、おそらく。これは翻訳家の単なる手抜きなのか、ボキャブラリーが決定的に不足しているのか分かりませんが、せっかくの美しい自然描写を、味わいの欠けたものにしてしまいかねません。
編集者さんにもそこんとこ、ちゃんとチェック入れて欲しいところです。
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)より
4488178073
No.12:
(1pt)

ミステリー小説の魅力が感じられない。

全2作と比べてがっかりした。何だかツアーガイドブックを読んでる気分で、ミステリー小説を読んでいる気がしなかった。
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)より
4488178073
No.11:
(4pt)

ハラハラ、ドキドキ、ワクワク!あっという間に読んでしまう。シリーズ3作目。

「ヴァイオリン職人の探求と推理」「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」に続く。この3作目は日本オリジナル作品として書き下ろされたものとか。
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器 (創元推理文庫)より
4488178073



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