ペテルブルグから来た男
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
ペテルブルグから来た男の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
ペテルブルグから来た男の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
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1914年英国は、ドイツとの戦争に備え、ロシアとの協定を模索していた。英国側はウォールデン伯爵、ロシア側は、ウォールデンの妻リュディアの甥オルロフ公爵を交渉役の任にあてる。ロシアのアナーキスト フェリクスは、英露の同盟関係を決裂させるべく、オルロフ暗殺を企てるが、オルロフをつけ狙ううち、20年ぶりに恋人リュディアと再会することになるのだった ・・・
当時の世界情勢のみならず、英国に押し寄せるサフラジェット等の変化の波が背景となっていて興味深かった。オルロフ暗殺に執念を燃し、英国の警察組織の追跡を、再三、脱出するフェリクスの行動力が見所ではあるのだが、ウォールデンと、フェリクスが、リュディアの娘(?)シャーロットに見せる愛情が感動を与える。フェリクスとリュディアの関係は、『針の眼』でもみられたような、どこかハーレクインロマンス的な雰囲気を醸し出す。本書は、男女の愛というよりは、父性愛のものがたりとして、読むべきなだろうなぁ。シャーロットを、近代的な女性の自立の象徴として描いているようにも思えるし、様々な要素をちりばめた感慨深い作品だった。