レッド・スパロー



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初公開日(参考)2013年09月
分類

長編小説

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レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)

2013年09月20日 レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)

たぐい稀な美女ドミニカはバレリーナを志すが、足を骨折して夢を絶たれた。父が急死すると、彼女はSVR(ロシア対外情報庁)の高官である伯父ワーニャによって、その美貌を利用した企みに加担させられる。その後ドミニカはSVRに入り、標的を誘惑するハニートラップ要員となった。やがて彼女は、命を受けCIA局員のネイトに接近する―ロシア国内に潜み、彼に機密情報を流し続けるCIAのスパイを探り出すために! (「BOOK」データベースより)




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レッド・スパローの総合評価:8.15/10点レビュー 13件。Bランク


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(8pt)

冷戦後のスパイのリアル?

33年間、海外諜報活動に従事してきた元CIA局員の著者が、自身の体験をベースに冷戦後の米ロスパイ活動の実態を描いたスパイアクション小説。近々映画化されるというが、ヒットすること間違いないだろう。
主役は、類い稀な美人のロシア諜報員・ドミニカと若きCIA局員・ネイト。ハニー・トラップ要員の養成学校「スパロー・スクール」を卒業したドミニカは、ロシア諜報機関の中枢に浸透しているスパイ「マーブル」の正体をあぶり出すために、「マーブル」の連絡員を務めるネイトに接近する。ところがネイトは、ドミニカをCIAのスパイにリクルートする指示を受けていた。お互いに腹のうちを探り合いながら接触した二人は、各々の使命や立場とは裏腹に徐々に惹かれあって行く。しかし、二人を取り巻く環境がそんな感情を許す訳はなく、二人の関係は過酷な運命にほんろうされることになる・・・。
諜報員同士の駆け引きと恋愛を軸に、米ロそれぞれが抱える大物スパイの正体追求合戦、ロシア諜報機関内部の権力争いが加わった、スパイ小説の王道を行くスリリングなストーリーだけでも十分に楽しめるが、それに加えて著者の実体験に基づくリアルな(に思える)スパイテクニック、神経戦の描写が一層の面白さと迫力を加えている。
ポスト冷戦のスパイ小説はル・カレを始めとして「対テロ」を描く方向に向かっているが、本書は久々に大国同士のスパイ合戦をテーマにした、オーソドックスなスパイ小説として高く評価したい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.12:
(5pt)

リアリティに引き込まれる、これはおもしろい

落ち着いた語り口、無駄のない文章、翻訳も読みやすい。なによりリアリティに引き込まれる。アクションシーンもなく、超人的な人間も出てこない(主人公の女性は能力は高いが)が、スパイの世界、情報戦って、こんな感じだろうと、描写の真実味を楽しみながら読める。何より大人の世界である。読書の楽しみを味わえる一冊。おすすめです。
レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412901
No.11:
(5pt)

スパイ小説として最高

フィクションですが作者のCIA勤務経験に裏打ちされたものでノンフィクションの感覚で読みました 実際にこのような事がこの世界で行われていることが十分に理解できます
レッド・スパロー (下) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:レッド・スパロー (下) (ハヤカワ文庫 NV)より
415041291X
No.10:
(5pt)

状態よし

状態がよかった。対応も迅速丁寧。
レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412901
No.9:
(4pt)

スパロースクールの訓練はえげつないが全体に面白い

久しぶりにスパイアクション物を読んで大変満足した。
スパイ訓練の様子などをちょっと書くと以下のとおりである。
特別技術学校(通称スパロースクール)は、ハニートラップ要員を訓練するための施設である。主人公(ドミニカ)もスパロースクールの実体を知っており、娼婦になる訓練など受けたくないと拒否するが情報機関幹部の伯父から脅され仕方なく入校することになる。
このスパロースクールでの訓練が実にえげつない。男女の体や性交に関するあらゆる知識を叩き込まれるだけでなく徹底的に実技を仕込まれる。ちなみに訓練生は、女はスパロー、男はカラスと呼ばれる。
まず見知らぬ男女の性交シーンの映像を長時間見せられるところから始まり、その後あらゆる性技を実地で仕込まれる。内容は日ごとに恥辱に満ちたものになっていく。基本的に羞恥心を無くしていく(麻痺させる?)方向に訓練が進み、羞恥心が残っていると悲しい結末が待っている。
一通り性交技術を習得すると、軍の士官候補生たちが訓練所にやってきてスパローたちは性接待をやらされる。翌日、いつもの性交の映像を見せられると思ったスパローたちは、それが自分たちの性交の映像と知って驚く。各スパローの性交シーンを順々に全員に見せながら教官が欠点や改善点を指摘していく。それも何度か映像を止めながら具体的に。自分の性交シーンが映される順番になって動揺する訓練生もいる。並みの精神力ではとても持たず恥ずかしさのあまり首をつって自殺する訓練生も出る。ドミニカは、平然と自分の性交シーンを見つめる。

ここまでが言ってみればプロローグで、以降、スパロースクールを卒業したドミニカの活躍が本格的に始まる。映画はまだ見ていないが、訓練シーンを小説そのままに表現すれば並みのハードコアポルノよりすごい映像になるだろう。
主人公のドミニカには、若く、美貌であることはもちろんだが、全裸の写真や性交中の動画が流出しても堂々としているジェニファー・ローレンスが確かに適役だ。  

話は飛ぶが、このスパロースクールの内情は、かつてのソ連におけるKGBのスパイ訓練所をモデルにしているといわれる。そういえば、ボンドシリーズの最高傑作と言われる「ロシアより愛をこめて」では、ボンドとタチアナ(ダニエラ・ビアンキ)の性交シーンがあった。盗撮されてたね。そのシーンの直前に、いじの悪そうな女上司がタチアナに「あっちのほうの訓練はちゃんと受けてきたんだろうね」と問い、タチアナが「はい」と答えるシーンがあった。タチアナはこういうすごい訓練を受けてきたわけだ。それでもボンドの性交テクニックには勝てなかったわけだが。

やはり、映画を見に行こう。「ロシアより愛をこめて」も数十年ぶりにビデオで見たいと思う。
レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412901
No.8:
(3pt)

3月30日封切り! ジェニファー・ローレンス主演作

■去年の「パッセンジャー」では残念な結果だったジェニファー・ローレンスの新作「レッドスパロー」ですが、
3月の封切りが待ち切れず原作を購入してしまいました。
■これって結構ギャンブルで、一度「羊たちの沈黙」でひどい目にあった事があります。
トマス・ハリスの描写力がスゴくて、張り詰めた緊張感が迫ってくる秀逸な文章に圧倒されましたが、いざ封切り
の段では、ジョディ・フォスターのヘタな演技が逆に見え透いてしまいガッカリでした。2時間では「尺」も全く
足りず「中抜け感」もハンパなかったです。
■果たして本作の出来はどうか・・予告編は「映画『レッド・スパロー』オフィシャルサイトでどうぞ。
レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:レッド・スパロー (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
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