甦ったスパイ



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初公開日(参考)2013年08月
分類

長編小説

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甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)

2013年08月23日 甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)

故あって英国秘密情報部SISから追われた男トーマス・ケル。彼は昔の同僚から思わぬ依頼を受けた。SIS初の女性長官に就任するアメリア・リーヴェンが突如消息を絶った。アメリアのことをよく知るケルに彼女を探し出してほしいというのだ。ケルは捜索を始めるが、やがて驚くべき国際的陰謀が明らかに!非情な謀略に巻き込まれた人々のドラマを描く傑作スパイ小説。英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

甦ったスパイの総合評価:6.89/10点レビュー 9件。Bランク


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(8pt)

文官スパイ小説の正統派

2012年のスティール・ダガー賞受賞作。さすがにイギリスのスパイ小説の伝統を受け継ぐ、今最も注目の本格スパイ小説の旗手と言われるチャールズ・カミングだけあって、謎解きと駆け引きの面白さを堪能させてくれる。
ある事情からSIS(MI6)を追放され自堕落な日々を送っていたトム・ケルに、SISの高官から仕事の依頼が入ってきた。それは、近々、女性初のSIS長官に就任する予定のアメリア・リーヴェンが行方不明になっており、行方不明が公表されれば一大スキャンダルになるため、内密に探して欲しいという、驚くべき依頼だった。組織のバックアップが限定的にしか受けられない中、トム・ケルはアメリアが姿を消した南フランスに飛び、アメリアの跡を追跡し始める。そこで出会ったのは、アメリアの隠された過去と現在の国際情勢が絡み合って生まれたスパイ戦争だった。
主人公のケルは、これまでスパイ活動中に拳銃を使ったことが無いという、根っからの文官で、鋭い観察力、分析力で国際的な陰謀を暴いて行く。まさにジョン・ル・カレを思わせる、人間臭いスパイ小説で、派手なアクションはなくとも、しっかりしたストーリー構成と味のあるキャラクター設定で読み応え十分。イギリスのスパイ小説は健在だと感心させる傑作だ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(3pt)

そこそこ面白い

主人公ケルは魅力なさ過ぎ。ただの狂言回しでしかない。それに対して次期SIS長官アメリアは魅力いっぱい。いい女だなぁ。これは2013年の発行ですが、出てくる人が片っ端からたばこを吸うのは圧巻。
甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)より
4150412871
No.7:
(3pt)

読むに及ばず。

極めて単純なプロット/ストーリー展開で、ことさら読むに値するものではない。「傑作スパイ小説」という出版社の謳い文句は明らかに過大評価。早川書房たるもの、安易に「傑作」という言葉を濫用しないでもらいたい。売り文句なら、「英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞受賞作」だけで充分ではないか。

直近のスパイ小説で面白いものということであれば、ミック・ヘロンの『死んだライオン 』を推す。こちらはゴールド・ダガー賞受賞作で、それにふさわしい出来映えである。
甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)より
4150412871
No.6:
(4pt)

面白い。

あまり期待していなかったのですが、想像以上に面白いです。
テンポとスピード感がとてもよく面白いです。
甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)より
4150412871
No.5:
(3pt)

ライトノベル

SIS長官の失そう、エジプトでの老夫婦惨殺、パリでの誘拐
と訳ありげな事件が並行して起こり、読者を期待させるが、
かなり早い時点で、昔見たことのあるプロットが透けて見えてしまう。
深みもなければ共感もできない登場人物に
一直線のストーリーライン。
「アラブの春」という今日的なテーマをちりばめてはいるが、
読者をうならされるほどストーリーに練り込まれているわけではない。
一言で言ってライトノベルですな。
甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)より
4150412871
No.4:
(4pt)

臨時雇いの中年スパイは活躍できるのか?

イギリスとフランスの情報戦とはいかにも現代の状況を表していますね。ジョン・ル・カレの「寒い国から帰ってきたスパイ」が懐かしいです。あの頃の敵はソ連でしたからね。あの頃は世の中の敵と味方がはっきりしていて、単純でした。現代はアメリカの同盟国への盗聴問題などもあり、味方と思っていても裏切られたり、裏で何が起こっているかわかりません。そういう意味で先取りの作品と言えるでしょうね。
甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:甦ったスパイ (ハヤカワ文庫NV)より
4150412871



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