ツーリストの帰還



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    初公開日(参考)2013年11月
    分類

    長編小説

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    ツーリストの帰還(上) (ハヤカワ文庫NV)

    2013年11月08日 ツーリストの帰還(上) (ハヤカワ文庫NV)

    「ツーリスト」それはCIAが世界中に秘密裏に放った凄腕のエージェント達である。元ツーリストのミロは、刑務所から釈放されると、元の職場に復帰した。しかしミロの能力は買うが、その忠誠心に疑念を抱く上層部は、苛酷なテストを用意した―彼の娘と同じ年頃の移民の少女の殺害。激しく葛藤するミロだが、課題をクリアせねば信頼は得られない。彼は苦悩の末に…。『ツーリスト―沈みゆく帝国のスパイ』の待望の続篇。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    面白かったのだが…

    上下巻を読んだ。
     3部作の中編ということだから、本作で登場した「黒幕」に何の反撃もせず物語が終わることについては次回のお楽しみなのだろう。
     とりあえず区切りはつけているし、前作同様プロットや人物の造形はとても楽しめるものだったので、悪い評価をつけたいとは思わない。
     ただ、前作のレビューでも言われていた、訳者のひとりよがりな表現・意味をつかみにくい表現があちこちにあって、気を散らされることが多すぎる。
     終盤にこんな台詞がある。「父親がだれもあそこまで深い恨みは持たない」

     これをそのまま読んで、ちゃんと意味が分かる人はいるだろうか。「持たない」という述語にかかる主語が、「父親」なのか「だれも」なのか、さっぱりわからない。

     まあいい。詳細は省くが、前後の文脈から、「あそこまで深い恨みを持った父親はいない」という意味だとわかる。どうして最初からそう書かないのだろう?ここは主人公が非常に重要な事実を知るシーンで、読者が意味の解読のために立ち止まったりしていては、作品の面白さが大きく損なわれるのだ。

     この訳者はル・カレなど多くのスパイ小説の翻訳を手がけてきたベテランらしいが、このような訳者を使うことはもはや害だけあって益はない。ハヤカワには一考を望む。
     続編も含め、私は今後もオレン・スタインハウアーの作品を読むだろうが、この訳者を使い続ける限り、評価の星はひとつ以上減ることになるだろう。もったいないことだ。
    ツーリストの帰還(下) (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ツーリストの帰還(下) (ハヤカワ文庫NV)より
    4150412944



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