死んだライオン
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「窓際のスパイ」の続編。最初にバスの中で殺害されたディッキー・ボウの謎があり、ボウが追った人物の目的などを探るために今回も追い出し部屋(泥沼の家)のスパイらが活躍する。登場人物が多く、それぞれが持っている野望が渦巻く中で、ボウが残した「蝉」というメッセージが最後に大きな意味を持ってくる。泥沼の家のリヴァーは前作での駅で騒動を上回る騒動を本作で引き起こすが、それも伏線の一つに過ぎない。いろなことが最後には集約されていくスリルを楽しめる。 | ||||
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本書をもとにしたドラマ「窓際のスパイ」シーズン2がApple TVで配信されている。以下、ネタバレにならない範囲で本書とドラマの違いを列記する。 ・ラムのキャラが立っている。より皮肉で嫌なやつに。 ・ラムの活躍が多い(ゲイリー・オールドマンだからだろう)。本書では狂言回しに近いが、ドラマでは背後関係を明かしポポフと対決している。 ・村に潜入したリヴァーの肩書きが本書では作家、ドラマではジャーナリスト。 ・本書にほぼ出てこないリヴァーの祖父が、ドラマではキーキャラのひとり。 ・ドラマではキャサリンのキャラクター性が強い。 ・MI-5副長官はドラマの方が多く露出している。 ・「蝉」はドラマより本書の方が劇的。 ・ラストは本書よりドラマの方がきちんと終わらせている。 等々。ドラマはシーズン4まで更新が決定している。十分面白いので、本書と比べるのも一興。 | ||||
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窓際のスパイほどではないにしても、実に的を得た小説。ル・カレがぼかしているところも結構ズバッと書いている。 そうすると、作者はル・カレのような元その筋の人ではないことになりそうだが、それでこんなリアルなものが書けるのだろうかと思ったりもする。 それと、翻訳が良好。ものによっては、原文が目に浮かぶほど酷いものがあるが、本書は実に軽快だ。 | ||||
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楽しく読むことができるのが良いところです。「窓際のスパイ」を先に読んでから読むほうがより面白いと思います。 | ||||
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前作はシリーズ第1弾ということで、各登場人物達が何故「泥沼の家」に流れ着いたのか等コミカルに描かれており、中心となった事件はともかく、全体的にはどちらかというと登場人物達の顔見世興行的な側面が強い作品であった。 これに対して本作は各メンバーの紹介はもう終了したものとして、事件のプロットは複雑化し、敵による罠(誘導)が多いのが特徴となっている。しかしながら、全部のピースがはまって事件が解決してみると、プロットそのものが面白くないし、現実味が乏しい。作者自身が複雑化したプロットをうまく処理できず、強引にこじつけて終了させた感すらうかがえる。 前作で無敵の千里眼を披露したジャクソン・ラムも本作では迷走気味でしゃきっとせず、最終の大団円では登場しないで、探偵役をリヴァー・カートライトに譲ってしまっている。前作が面白かっただけに残念。 | ||||
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