約束の道



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    初公開日(参考)2014年05月
    分類

    長編小説

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    約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2014年05月09日 約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    母さんが死に、施設に引き取られたわたしと妹のもとに、三年前に離婚して親権も放棄したウェイドが現われた。母さんからはいつもウェイドは野球に挫折した負け犬だと聞かされていたが、ほんとうはもっとひどかった。ウェイドは泥棒でもあったのだ。すぐに彼と盗んだ金を何者かが追ってくる。やむなくわたしたちはウェイドとともに旅に出るが…波乱の逃避行の末に父娘の絆は取り戻されるのか?実力派が描く感動の物語。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    約束の道の総合評価:8.50/10点レビュー 4件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    野球が熱い!

    野球そのものを全くみないので、ここまで熱く語られるとちょっとは見てみようかな?となるぐらいリアルでした。

    風土も民族も歴史も全く違う日本にいる私が読んでも、親子の感情・思いというのがひしひしと伝わってくる良い小説でした。
    親子間にある言葉では言い尽くせない愛情は、何処に住んでいようとも、いつの時代であっても変わらないのだと、この点は嬉しいものがありました。

    今度は野球抜きの本格化ミステリーが読みたいな~。
    文章が上手い!
    もちろん、翻訳も素晴らしいです。



    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:
    (7pt)

    少女の健気さが印象的なロードノベル

    マーク・マクガイアとサミー・ソーサが熾烈な最多ホームラン数争いを繰り広げていた1998年夏、ノース・カロライナ州の養護施設に暮らすイースターとルビーの姉妹のところへ、3年前に母親と離婚し行方が分からなくなっていた父親ウェイドが訪れ、一緒に暮らそうという。しかし、親権を放棄していた彼には娘達を引き取ることは許されず、ある夜、娘達の部屋に窓から忍び込んで二人を連れ出してしまう。イースターとルビーの訴訟後見人で元刑事のブレイディは姉妹を連れ戻すために三人の行方を追い始めるが、もうひとり、三人を追ってくる凶暴な人物がいた・・・。
    ストーリーの本筋は、新しくやり直したい父親と娘が車での逃避行の間に親子の絆を構築できるかというロードノベルであり、サブとしてブレイディの捜査活動と、地元の悪役のボスがウェイドに盗まれた金を取り戻すために差し向けた殺し屋の追跡が、サスペンスを加えている。
    ミステリー、サスペンスとしてはさほどの出来ではないが、親子の情、アメリカ南部の情景、ソーサとマクガイアに熱狂する時代状況などが物語に深みを与えており、しみじみとした味わいがある。何より印象的なのは、12歳の多感な少女・イースターの強さと優しさである。メジャーリーグを目指しながら挫折した父親ウェイドをはじめ、悪役のボス、地元警察など周りの大人がやや間抜けなだけに、イースターの健気さが際立っていた。
    ロードノベルファンにはオススメだ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (5pt)

    今後も全て読む

    まず素晴らしい。読書メーター、とくにブクログなんかではミステリーではないとか駄目親父のロードムービー淡々とか書かれているが、全くそれはない。読んでる奴の想像力無いのかと疑う。純文寄りとか謎がないとかウルセーヨ。
    読了後の感じは非常に快かった。同じくらいの娘をもつ父としてウェイドが羨ましいくらいだ。視点が三人のままぶれないのも潔い。
    問題は早川ミステリからの刊行でがっつりしたミステリーと勘違いした連中の多い事。それから一作目がCWA賞なのにそれを邦訳販売一号にしていない事。これは作者の力量の所為ではない。内容は素晴らしい。良い部分をあげるなら無駄が無いという一言につきる。小説自体は終わりに向け感動を誘う作りにはなっているが、無駄な描写が削ぎ落とされている為に淡々としている。決してお涙頂戴でもなく、サイコ野郎が出てくるがそれに振り回されもせず、注目すべきは単なる父娘のドラマだ。外周が全米野球文化サスペンスに包まれて紛らわしいだけ。
    約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151803513
    No.1:
    (5pt)

    シンプル・イズ・ベスト

    12歳の娘とその妹が、離ればなれだった父親とともに逃亡の旅に出る話。

    言ってしまえば、それだけの話。

    でも、いい作品っていうのは、シンプルであることも多い。

    自分が次のどれかにあてはまると思う人は、読んでみては?

    娘がいるお父さん
    お父さんのいる女性
    親子の関係に悩んでいる人(親も子も)

    あるいは
    自動車の旅が好きな人
    健気な子供が好きな人
    プロ野球が好きな人

    お奨めします。
    約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:約束の道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151803513



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