サンドリーヌ裁判
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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でも、及第点にはいってます。 | ||||
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トマス・H・クックの2013年の作品。法廷ミステリーの形式をとりながら、人が人生で成し遂げるべきは何かを問いかける重いテーマだが、前作「ジュリアン〜」より更にミステリー要素が濃くなって、最近の作品としてはかなり読みやすかった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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聡明で美しい大学教授サンドリーヌは、謎の言葉を夫に書き記して亡くなった。彼女は自ら死を選んだ? それとも殺害された? 同じく教授の夫が疑われるが、信じがたい夫婦の秘密が明らかに…… | ||||
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最後の1ページに尽きる。通常の意味とは異なるが、これもひとつの“finishing stroke”に違いない。張り巡らされた深謀遠慮がここに見事なまでに帰結する。不覚にも滂沱の涙を流してしまった。 ミステリとして見ると、やや構成に遺漏があるので評価はこの程度になったが、ラストのせいで読後感は良かった。 | ||||
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よかった。クックの作品はずっと追い掛けているが、初期の誰も幸せにならない、暗く、深いストーリーが好きだったが、これは、いい。こんな、深い愛の物語があるとは、おもいもよらなかった。 | ||||
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クックの作品にしては輪郭がぼんやりしている気がした。サンドリーヌの悲嘆とサムの変容もあまり伝わってこなかった。 | ||||
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さて。 「サンドリーヌの企み」は成功したのか失敗したのか。 いや、そもそもそんな企みがあったのかどうか。 すべては夫サミュエルの壮大な被害妄想でしかなかったのか。 ――心理の裏の裏をめくり、人間性の正と邪、光と影をうがつ話の運び方はさすが。 しかしこれはミステリーでも、サスペンスでも、ましてや法廷小説でもない。 ありきたりな表現になってしまうけれど、深い深い夫婦の絆の物語なのだ。 読み終わった深夜、思わずウィスキーの瓶に手が向かったのはこのためかもしれない。 | ||||
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