サンドリーヌ裁判



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初公開日(参考)2015年01月
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長編小説

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サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2015年01月09日 サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

大学教授の夫が大学教授の妻を殺害?殺されたとされる史学教授のサンドリーヌ、彼女はその誠実さで誰からも慕われていた。一方、夫の英米文学教授サミュエルは、自身の知識をひけらかし周囲をいつもみくだしていた。彼は無実を訴え、証拠も状況証拠にすぎなかった。しかし町の人々の何気ない証言が、彼を不利な状況へと追い込んでゆく。やがて、公判で明らかになるサンドリーヌの「遺書」。書かれていたのはあまりに不可解な文章で…妻と夫の間に横たわる深く不可避な溝を、ミステリアスに描き出したサスペンス。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

サンドリーヌ裁判の総合評価:7.91/10点レビュー 11件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

期待していたほどではなく。

でも、及第点にはいってます。
トマスHクック氏の本は好みでよく読んでいますが
その他の作品と比べるとちょっと落ちますね。
この点は人の趣味趣向の分かれるところではありますが
私は「記憶シリーズ」が一番好きです。
彼は大人の人物を書くよりも、少年少女を書いた方が断然上手いと想います。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

インテリは社会病質者なのか?

トマス・H・クックの2013年の作品。法廷ミステリーの形式をとりながら、人が人生で成し遂げるべきは何かを問いかける重いテーマだが、前作「ジュリアン〜」より更にミステリー要素が濃くなって、最近の作品としてはかなり読みやすかった。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)に悩んでいた大学教授・サンドリーヌが強力な鎮痛剤の過剰摂取で死亡したのは、自殺なのか、夫のサムによる殺人なのか? 無実を訴えるサムを被告とする裁判が始まると、明らかにされていくのはサムには不利な状況証拠ばかりだった。裁判の過程でサムは結婚生活を振り返り、サンドリーヌの隠された真意を探ろうとするのだが、確たるものは掴めなかった。そして、陪審団の評決は・・・。
主人公・サムの偉大な小説を書くという夢を果たせず、田舎の大学の英文学教授としての安定した生活に埋もれながら周りの人々の無知を軽蔑する、相当イヤミなインテリというキャラクター設定が秀逸。読者は、サムに感情移入したり反発したりしながら人生とは、結婚生活とは、家族とはを深く考えるようになるだろう。
裁判の開始から評決までを丁寧に追いながら、随所に回想を挟んで真相を解明していくという展開がなかなかスリリングで、最近のトマス・H・クック作品としてはエンターテイメント性を高く評価できる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(5pt)

これほど面白い小説は滅多にありません。

聡明で美しい大学教授サンドリーヌは、謎の言葉を夫に書き記して亡くなった。彼女は自ら死を選んだ? それとも殺害された? 同じく教授の夫が疑われるが、信じがたい夫婦の秘密が明らかに……
サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001891X
No.8:
(3pt)

仏の顔もサンドリーヌ

最後の1ページに尽きる。通常の意味とは異なるが、これもひとつの“finishing stroke”に違いない。張り巡らされた深謀遠慮がここに見事なまでに帰結する。不覚にも滂沱の涙を流してしまった。
ミステリとして見ると、やや構成に遺漏があるので評価はこの程度になったが、ラストのせいで読後感は良かった。
サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001891X
No.7:
(5pt)

想像もできない深い愛の物語

よかった。クックの作品はずっと追い掛けているが、初期の誰も幸せにならない、暗く、深いストーリーが好きだったが、これは、いい。こんな、深い愛の物語があるとは、おもいもよらなかった。
サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
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No.6:
(3pt)

クックにしては凡庸

クックの作品にしては輪郭がぼんやりしている気がした。サンドリーヌの悲嘆とサムの変容もあまり伝わってこなかった。
サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:サンドリーヌ裁判 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
415001891X
No.5:
(5pt)

酔います、人間のいとおしさに。

さて。 「サンドリーヌの企み」は成功したのか失敗したのか。 いや、そもそもそんな企みがあったのかどうか。 すべては夫サミュエルの壮大な被害妄想でしかなかったのか。 ――心理の裏の裏をめくり、人間性の正と邪、光と影をうがつ話の運び方はさすが。 しかしこれはミステリーでも、サスペンスでも、ましてや法廷小説でもない。 ありきたりな表現になってしまうけれど、深い深い夫婦の絆の物語なのだ。 読み終わった深夜、思わずウィスキーの瓶に手が向かったのはこのためかもしれない。
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