潜入 モサド・エージェント



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初公開日(参考)2017年11月
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長編小説

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潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)

2017年11月07日 潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)

【元・イスラエル国防軍情報部隊准将の著者がリアルに描く、現代スパイ戦の非情な内幕】 アラブ某国に、英語教師を装って潜入していたモサド機関の女性スパイ、レイチェルは、ある事件がもとで急きょ任務を中止し、イスラエルへ帰国する。15年後、その間ずっと連絡を取っていなかった元・上司だったエフードのもとに、彼女から突然謎めいた電話が入り、彼女は姿を消してしまう。重大な機密情報を知る彼女の失踪を捨て置けないモサドは、すでに引退していたエフードに行方を追うよう依頼する。かつて彼女に恋心を抱きながらも妻帯の身であったことからその心情を押し殺していたエフードは依頼を受ける。徐々に語られるレイチェルのスパイ生活と、15年前の事件、そして現在の失踪の謎。はたして腕利きの女スパイ、レイチェルの真実はどこにあったのか?(「BOOK」データベースより)




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No.6:
(3pt)

愛情物語でページが埋められているスパイ小説。

モサド元高官が書いたスパイ小説に興味を持ったのでエフタ・ライチャー・アティル著『潜入』を、入手して読むことにした。
 世界最強と言われる諜報機関「モサド」は、いまさら言うまでもないが、イスラエルの諜報機関である。
 イギリスに住まう一人の若いユダヤ人の女「レイチェル」が、母親が亡くなったのち父親と暮らすことに軋轢を抱きイスラエルに移住することにした。
 シオニストのレイチェルは、諜報機関へ入り厳しい訓練の後、モサド工作担当者エフードの管理下で敵国へ潜入して暮らしながらスパイ活動をすることになる。
 レイチェルが何年か他人になりすましながらスパイ活動をしているうち友人や恋人も出来てしまった。
 3年の時が過ぎたとき突然レイチェルに帰国命令が来た。
 恋人もなにもかも捨て去りレイチェルは帰国する。
 この小説では、先鋭的な活動をした女性スパイなど賞味期限切れのように閑職に就くことになるようだ。
 が、どうもこのあたりが評者の理解しがたい設定なのである。
 レイチェルがモサドに入ってから15年の時が過ぎたとき父親の訃報が届きロンドンへ帰る。
 父の葬儀を終えたレイチェルは、エフードへ電話をして忽然と消えてしまった。
 情報漏洩を危惧したモサド本部は、退職していたエフードとその上司だったジョーを招集してレイチェルの捜索を担当させた。
 この物語のほとんどがエフードとレイチェルの過去についてジョーに語ることでページが埋められている。
 このプロット構成には、どうも飽き飽きしてきてページを繰る手が遅くなってしまった。
 世界を驚かしたイスラエル空軍のイラク原子力施設空爆を題材にしたA・J・クィネルの『スナップ・ショット』に比べれば地味なスパイ物語であり、残念ながら期待外れの作品であった。
 イスラエル建国の歴史を思い起こせば、イスラエルが正義で周辺国は一体なんだろうと、フィクションの小説ながらつい考えさせられてしまったのです。
潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)より
4150414238
No.5:
(4pt)

素早い対応

素早い対応でよかった。
品物もきれい。
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4150414238
No.4:
(4pt)

シリアスなモサド小説+ロマンス

イスラエルの軍事検閲に長期間かけられたとのことなので、「それなりに現実に近い内容」かもしれない。

ただ、あくまで小説なので、アイヒマンや”ミュンヘン”系と比較すると「若干無理につくった」感はぬぐえず。
特に後半は「ロマンス中心」なので、「クールなモサドもの」を期待すると調子が狂うだろう。

ただ、化学品のカクテルを使った殺人の場面などはモサドモードさく裂で楽しめる。

週末に一気に読むのに適した「75点」。
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4150414238
No.3:
(4pt)

スリルではなくストレス

派手なアクションはなく、スパイテクノロジーで驚嘆することもない。
ただじっと潜伏する生活の大変さや、それに耐える献身がリアルに描かれています。
たまに破壊工作や暗殺の作戦に参加します。
不安を抱きながらも、まあプロが段取りを組んでるのでヘマをしない限り失敗はしない。
その安定感に包まれながらも、かかっているのは命です。不運を恐れる切実な気持ちは伝わってきます。
イレギュラーにスカッとする機知で対応するとかの、エンタメ的な山場はない。ふつうに偽装を貫き通して切り抜けます。

担当の上司がやたらにねちっこく美人の工作員への想いを語るのですが、それがちょっと不快ですな。
作戦中にも、荒事担当の工作員につまみ食いされるし。
そんな労働環境で人生の貴重な時期を浪費させられたら、そらキレますわって話でした。
組織にとって、敬意を払うべきでありながらも現実は消耗品。
そんなモサド工作員の悲哀が漂う小説です。
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4150414238
No.2:
(4pt)

人間味のあるスパイ小説

謎のメッセージを残し姿を消した元工作員レイチェル(現在45歳)の行方や目的を分析する為、彼女のケースオフィサーだったエフード(65歳)が彼女の現役時代を回想し、元上司のジョー(75歳)に語り聞かせる。

物語のほとんどをエフード視点と第三者視点で構成されており、レイチェルがスパイになりたての20年前から回想される。
イスラエルの元本職が書いただけあってかなりリアル路線の内容で面白いが、レイチェルが実際に工作活動に入るまでの最初の約100ページ程がやや退屈でそこが☆ひとつマイナス。(全部で400ページ弱)

モサドの工作員は敵国での情報収集だけが目的ではなく人殺しまでする。よって捕まれば拷問と死刑が待っており些細な失敗も許されない。そんな死と隣り合わせの潜入生活で、若い新米スパイのレイチェルが本部の要求を上回る成果を上げ伝説のスパイなるまでの工作活動の物語。
エフードのが語る彼女の現役時代の物語の中に失踪の理由はあるのだろうかが主題。

軍事活動とも言える敵国での工作活動の話で、内容は違うが映画「ミュンヘン」みたいな人間臭い感じの物語が好きならおすすめ。
したがって冷静沈着な諜報員や防諜関係者が情報戦で謀略をめぐらすミステリー要素が強いスパイ小説が好みの方にはあまりおすすめできない。(私はどちらでもいける口)
潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:潜入――モサド・エージェント (ハヤカワ文庫NV)より
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