キル・ショット
- 暗殺 (172)
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アメリカンアサシンシリーズの第二弾です。 リビアの石油相の暗殺を首尾よく終えたミッチ・ラップを突如凶弾が襲う。 辛くも窮地を脱したミッチだが、アメリカ本国の彼の所属組織とフランスの怪しげな官憲が彼の後を追い始める。 果たしてミッチは追撃を躱して真相に辿り着けるのか、という話。 アクションもあるし、フランスが舞台なので結構楽しめます。ハーレーの無頼漢な口ぶりも健在です。 本シリーズの第二弾を刊行してくれたことには感謝しかないですね。続編も是非刊行していってほしいです。 既に二見文庫からも2冊、ミッチ・ラップシリーズが刊行されていますので興味のある方にはお勧めです。 マグノリアブックスには、ミッチ・ラップシリーズ以外のアクション小説も是非翻訳して欲しいところです。 | ||||
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ミッチは自分を嵌めた連中を裁くために単独行動を開始する。 彼のことを追う者と終われる者の戦いは最終局面に、という話。 アクション色は薄目ですが、楽しめます。やや最後は拍子抜け、かつ、ご都合主義な感じもありますが、途中のストーリー展開もスピーディで結構読み進めることができます。 是非、次回作も翻訳して欲しいです。 | ||||
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CIAの殺し屋が、任務中に情報漏れで窮地に陥ります。この危機を脱出する物語です。 銃撃シーン、逃走シーンなどアクションシーンはとってもリアルで臨場感あふれる記述で読んでして興奮します。 ただ、物語の中に、登場人物一人一人の描写が小さいころから現在に至るまで詳しく書かれており、物語の流れを止めてしまうように感じました。 | ||||
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「アメリカン・アサシン」からわずか3ヶ月しか経過していないにもかかわらずヴィンス・フリンの「キル・ショット」が翻訳されました(マグノリア・ブックス)。「アメリカン・アサシン」の続編と言ってもいいですね。主要登場人物も変わりません。 ヒーロー、ミッチ・ラップはCIAの暗殺者ですが、グレイマン・シリーズのヴァイオレーターとは、キャラが異なります。好みを言ってしまうと、グレイマン(ヴァイオレーター)には敵いません(笑)。ラップは、CIAお墨付きの凄腕暗殺者でありながら、ドイツ人銀行家の孫であるグレタという恋人がいます。恵まれています。尚且つ、グレタはラップを心底愛しているようにみえます(笑)。嫉妬を抜きにしても、CIAから追われ、恋人からも切り離され、世界を転々としながら自分の決めた規律ゆえに任務を全うしようとするグレイマンのほうが、僕には遥かにロマンティックです。 今回、ストーリーの早い段階で、もう一方の国家、ある組織、あるシークレット・サーヴィスから追われ、ラップは恋人のグレタと再会し、彼女を連れて、攻撃的に逃げ回ることになります。自分が決めた規律のもと、彼女の身が危うくなったら即手離す準備をしながら。 僕などは、最初から手離して、楽に戦った方が良いとアドバイスしようかと思っていましたが(笑)、ストーリーは錯綜し、しかし次第に真相が明らかになっていって、あるロジックに対してのソリューションが明解になった時、読者は、最後まで手離さないように仕向けてくれた「神の御業」に気がつくことになります。 グレタの導きが、この物語の救済であり、強さですね。それを古から賢者たちは、何と言ったのでしょうか?その例えば、得体の知れない、<愛>のようなもののことを。 それは、いくら歳を重ねても、僕がいっこうに手に入れることができない、崇高な感情なのでしょうね。だから、とても悔しい。 | ||||
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