サイレント・ジョー



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    初公開日(参考)2002年09月
    分類

    長編小説

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    サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)

    2005年09月22日 サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)

    赤ん坊の頃、実の父親から硫酸をかけられ顔に大火傷を負ったジョーは、施設にいるところを政界の実力者ウィルに引き取られた。彼は愛情をこめて育てられ、24歳になった今は、保安官補として働いている。その大恩あるウィルが、彼の目の前で射殺された。誘拐されたウィルの政敵の娘を保護した直後のことだった。ジョーは真相を探り始めるが、前途には大いなる試練が…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞に輝く感動作。 (「BOOK」データベースより)




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    サイレント・ジョーの総合評価:6.92/10点レビュー 12件。Dランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (5pt)

    あまり面白くなかった

    ややこしい。

    わたろう
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.11:
    (3pt)

    冗長

    良心的な作品だが長すぎる。そう感じさせるのには、背表紙のあらすじ紹介も一役買っている。いきなり「赤ん坊の頃、実の父親から硫酸をかけられ顔に大火傷を負った」と書いているが、作中ではこの部分が説明されるまでに主人公の心理描写を含めてかなりの頁数を割いている。おかげで読者にとっては、わかりきったことがもったいぶって明かされるという、まずい展開になってしまった。そのため、一気呵成に作品世界に引きずり込まれず、中断しながら読むと登場人物の多さが災いして誰が誰だかわからなくなる。読む価値はあるがいろいろな点で残念だ。
    サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)Amazon書評・レビュー:サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)より
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    No.10:
    (4pt)

    面白い!

    赤ん坊の頃、実の父親から硫酸をかけられ顔に大火傷を負ったジョーは、施設にいるところを政界の実力者ウィルに引き取られた。彼は愛情をこめて育てられ、24歳になった今は、保安官補として働いている。その大恩あるウィルが、彼の目の前で射殺された。誘拐されたウィルの政敵の娘を保護した直後のことだった。ジョーは真相を探り始めるが、前途には大いなる試練が…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞に輝く感動作。
    サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)Amazon書評・レビュー:サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)より
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    No.9:
    (4pt)

    醜い異形の者を主人公にしたにしては中途半端

    本書のベストセリフ
    「彼女は問題を抱えた人たち――とくに若い人たち――に
    どんなアドバイスができるかと訊ねた。
    どこでほんとうの自信を見つけるのか?
    どうやって怒りと自己憐憫を遠ざけておくのか?
    自分を信じること。
    人と違うことを恐れないこと。
    世のなかには自分よりひどい目にあっている人が
    いつだっていることを忘れないこと」
    このミスやら文春ミスやらで年間ベスト1位になった作品らしいが、
    これが1位になった年は余程不作だったんだな。
    じっくりと読ませてしみじみと感動させるタイプの、
    文学寄りのミステリだが、文学寄りミステリなら、
    これより、ランズ様の『ボトムズ』 の方が上だと思いました。
    父親に硫酸を浴びせられ、醜い顔になった男が主人公の物語だが、
    結局、家族愛も男女の愛も手に入れるよくある話である。
    醜い顔と言っても、素顔を隠す必要のないレベル。
    女子供が後退りうろたえる描写はあるが、
    あまりの醜さに腰抜かしたり失神したり発狂したりする描写はない。
    ユニークフェイスの私は曲がり角で出くわした女性に叫び声を上げられ、
    地べたにへたりこまれたことがありますw
    勤務先の社長の娘に「おっちゃん、変な顔してるね」
    と無邪気に言われたこともありますww
    通りすがりの女子中学生に「今の人、気色悪い」
    と言われたこともありますwww
    火傷の痕があるだけで、主人公は実はハンサムなのだ。
    主人公は女性の方からキスされて相思相愛になり、
    一晩で五発もセクースするほどラブラブファイヤーになって白けた。
    醜い異形の者を主人公にしたにしては中途半端。
    正義の仕事も愛も金も手に入れるご都合主義的な展開。
    ミステリとしてのトリックはディーン・R・クーンツ にも及ばない。
    ラストのアクションの拳銃のトリックは、
    ディーン・R・クーンツ の『ハズバンド』 の方が、
    ミスディレクションを仕込んでいて遥かに巧い。
    トリックを期待するミステリではなくて、
    文学的に感動汁という作品なのだろうが、
    私に言わせると甘すぎる。
    こんなもんで感動出来る普通の人々が羨ましいざんす。

    サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)Amazon書評・レビュー:サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)より
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    No.8:
    (4pt)

    ストイックな主人公、重厚なストーリー

    赤ん坊のとき実父から顔に硫酸をかけられ、醜い痕跡を顔に残すジョーは、今や州の実力者の養父のもとで保安官補として立派に成長した。ある夜、ジョーの目の前で養父が銃殺される。真相究明に乗り出すジョー。周囲に渦巻く陰謀、実父との再会、明かされるジョーの出生、恋愛、と重厚なストーリー展開。ストイックに自らの意志を貫き通すジョー。
     なかなか読ませる長編だ。
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    No.7:
    (3pt)

    ハードボイルドな、“若者の成長物語”

    本書は、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」・通称エドガー賞の’02年最優秀長編賞受賞作である。

    日本では’02年「このミステリーがすごい!」海外編で第2位になっている。

    保安官補であるジョーは24歳。刑務所の看守の仕事に出向している。赤ん坊の頃、実の父親に硫酸をかけられ、今も顔に醜い傷痕が残っている。施設に預けられていたが5才の時に引き取られ、養父母に愛情を持って育てられた。礼儀正しく、人呼んで‘サイレント(静かなる)・ジョー’。

    6月半ばの夕方、敬愛する養父・南カリフォルニア・オレンジ郡郡政委員のウィルとともに、ある場所に物を届けた後、ひとりの少女に出会う。そして霧の立ち込めるなかで5人の男たちに襲撃され、養父はジョーの眼前で撃たれ、病院に着いた時には息絶えていた。
    身を貫かれるようなショックを受けたジョーは、仇を討つべく、FBIの捜査官や保安官事務所の刑事らの助けを借りながら、真相を追う。

    初めは、ある富豪の娘の誘拐に絡んだ事件だと思われていたが、やがてその背景には、現代アメリカ社会の持つ病巣とも言える、人種と貧富の差、富裕階級の傲慢さと腐敗、政治上の権力闘争による利権の奪い合いが見え隠れしてくる。そして、それらに関わるウィルの複雑な人間関係と、彼の暗い‘裏の顔’が明らかになる。

    番犬のごとく養父の言うことだけを忠実に守ってきたジョーは、今や自ら考え、行動する。真剣な恋愛も経験する。それがどんなに醜悪な事実であろうと、真相を知ること、そして復讐することに対して、ジョーはクールなまでに迷わない。

    本書は惹句に“感動のミステリ”という謳い文句が書かれているが、私は、淡々とした一人称の叙述で進行するストーリーのなかに、むしろハードボイルドな、“若者の成長物語”を見た気がした。

    サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)Amazon書評・レビュー:サイレント・ジョー (ハヤカワ文庫 HM)より
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