歯と爪



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初公開日(参考)1977年06月
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長編小説

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歯と爪【新版】 (創元推理文庫)

2010年06月10日 歯と爪【新版】 (創元推理文庫)

魔術師リュウがやってのけた一世一代の大奇術。ストーリーテリングの奇才バリンジャーが満を持して仕掛ける愛と復讐のサスペンス。読者(あなた)はこの物語の結末を予測できるか?! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

歯と爪の総合評価:7.69/10点レビュー 36件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

仕掛けが秀逸

特徴的なのは最後の70ページが袋とじ。『この後意外な展開が待っています。ここまで読んで面白くなければ、開けずに返品してください』と、見るからに絶対に面白いと思わせる仕掛け。殺人罪の裁判を現在に据えて、章ごとに過去の経緯と現在の裁判に切り替えながら進んでいくストーリー。裁判では誰が被告になっているかが隠されているため、過去編が気になって読んでしまうという仕掛けが秀逸。袋とじは開けると早々に確かに意外な展開が!ただもう少し最後の捻りが欲しかったなぁと思いましたが、この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。

タッキー
KURC2DIQ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

よく出来ていると思います!

私がもっと若かったら、師匠!と呼びたいぐらい感動したのかもしれない。
ただ、沢山の本を読んできた今となっては、もうこのレベルじゃ感動は無理だし、とても師匠!とは呼べない・・・・。
昔昔のミステリーとして、評価は7点!


ももか
3UKDKR1P
No.2:
(7pt)

まあまあ

普通に面白かったです。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

袋とじミステリ

袋とじミステリの元祖とも言える作品。
奇術師が仕掛ける大マジック。復讐を成し遂げ、殺人を犯し、自分も殺される。
と言ったキャッチコピーの結末が袋とじされている本です。

前半から唐突に始まる裁判模様から興味を惹きました。
無実を訴える被告人に対して、
現場に残された被害者と思われる血液や
焼却された骨の一部を突き付けられます。
古典的な雰囲気の中、何が起きたのか?事件の全貌を読み進める本です。

結末の真相における仕掛けは、とても物足りなく感じてしまいました。
当時は大トリックでも今では1つの構成として見慣れている為です。
ただ、ストーリーやサスペンスとしての面白さはしっかりしていて
なかなかの傑作でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(3pt)

自らハードルを上げてしまっているか?

多くの方が指摘しているように、ミステリに読み慣れているとある程度真相の目星が尽きます。そしてトリックと結末は、作品としての意外性は確かにあるものの、読み手としては「ああやっぱり」という感じです。袋とじとそこに書かれた言葉や帯の煽り文句はワクワクしますが、逆に自らハードルを上げてしまうという難点は否めません。ちょっと肩透かしでした。しかしそれは今だから言えるのであって、1955年の発表当時はあっと驚く仕掛けだったのかもしれません。また、作品冒頭から作者による読者への罠が仕掛けられており、これについては表記(言葉)のある部分がアンフェアではないかという意見もあって自分も最初はそう思ったのですが、あるミステリ検証サイトによれば、これもまたギリギリではあるがかなり巧妙に仕掛けられた言葉のトリックで、フェアと受け取ることは可能であり、高等な騙しのテクニックではないだろうか、という分析があって、なるほどそう言われると確かに、と思いました。
歯と爪 (創元推理文庫 163-2)Amazon書評・レビュー:歯と爪 (創元推理文庫 163-2)より
4488163025
No.31:
(1pt)

期待外れ

何か袋とじとかの技法を使い、予想もつかないどんでん返しを期待させたが、完璧に予想通りの展開。
歯と爪 (創元推理文庫 163-2)Amazon書評・レビュー:歯と爪 (創元推理文庫 163-2)より
4488163025
No.30:
(3pt)

期待しすぎてしまった

仲睦まじい奇術師夫妻の物語と、死体なき殺人事件の法廷劇が交互に語られるミステリ。

ひとつは、二人の出会いから結婚、幸せな生活の最中に起きた妻の謎の死、真相究明に乗り出す夫という展開。ひとつは、死体は存在しないものの、微細な証拠を積み上げて徐々に殺人事件が立証されていくという展開をみせる。

最初は、全く異なる様相を呈していますが、クライマックスにはカチっと嵌まるという構成。

本書そのものが、結論は袋とじというワクワク(かつ面倒)なつくりになっているが、わかってしまうと、なるほどふーんである。返品保証つきというふれ込みと、袋とじに期待が大きくなりすぎたのか。

お話しの進め方は良いんだけどなぁ。
歯と爪 (創元推理文庫 163-2)Amazon書評・レビュー:歯と爪 (創元推理文庫 163-2)より
4488163025
No.29:
(5pt)

私が今までに買った完璧なアイテム。

それは高品質の素晴らしいものです。 優れた小さな製品。 十分にお勧めできません。 まれにこれらの項目です。 私はこれが好きです それを使うのを待つことができません。
歯と爪 (創元推理文庫 163-2)Amazon書評・レビュー:歯と爪 (創元推理文庫 163-2)より
4488163025
No.28:
(3pt)

袋綴じが過剰な期待を抱かせるが・・・・・・

最後まで読んで、「その女アレックス」に似ていると感じた。書かれた時期を考えると、「その女アレックス」の方がこの作品に似ているのだけれど。
奇術師夫婦の出会いからの物語と、裁判の様子とが交互に語られ、一見何のつながりもないように見えるこの二つの話がどうリンクのするだろうか、と興味をそそられる。
さらに、袋綴じの存在が、どんな凄いどんでん返しを用意しているのだろう、という期待をいやが上にも盛り上げる。
期待を持ちすぎると、拍子抜けする。
真相は、凄いどんでん返しではなく、一見何の関係もないような話をうまく結びつけたものだ。
しかし、こんな方法で、本当に主人公は復讐を果たせると思ったのだろうか?
歯と爪 (創元推理文庫 163-2)Amazon書評・レビュー:歯と爪 (創元推理文庫 163-2)より
4488163025



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