歯と爪
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.75pt |
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特徴的なのは最後の70ページが袋とじ。『この後意外な展開が待っています。ここまで読んで面白くなければ、開けずに返品してください』と、見るからに絶対に面白いと思わせる仕掛け。殺人罪の裁判を現在に据えて、章ごとに過去の経緯と現在の裁判に切り替えながら進んでいくストーリー。裁判では誰が被告になっているかが隠されているため、過去編が気になって読んでしまうという仕掛けが秀逸。袋とじは開けると早々に確かに意外な展開が!ただもう少し最後の捻りが欲しかったなぁと思いましたが、この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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私がもっと若かったら、師匠!と呼びたいぐらい感動したのかもしれない。 | ||||
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普通に面白かったです。 | ||||
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袋とじミステリの元祖とも言える作品。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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多くの方が指摘しているように、ミステリに読み慣れているとある程度真相の目星が尽きます。そしてトリックと結末は、作品としての意外性は確かにあるものの、読み手としては「ああやっぱり」という感じです。袋とじとそこに書かれた言葉や帯の煽り文句はワクワクしますが、逆に自らハードルを上げてしまうという難点は否めません。ちょっと肩透かしでした。しかしそれは今だから言えるのであって、1955年の発表当時はあっと驚く仕掛けだったのかもしれません。また、作品冒頭から作者による読者への罠が仕掛けられており、これについては表記(言葉)のある部分がアンフェアではないかという意見もあって自分も最初はそう思ったのですが、あるミステリ検証サイトによれば、これもまたギリギリではあるがかなり巧妙に仕掛けられた言葉のトリックで、フェアと受け取ることは可能であり、高等な騙しのテクニックではないだろうか、という分析があって、なるほどそう言われると確かに、と思いました。 | ||||
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何か袋とじとかの技法を使い、予想もつかないどんでん返しを期待させたが、完璧に予想通りの展開。 | ||||
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仲睦まじい奇術師夫妻の物語と、死体なき殺人事件の法廷劇が交互に語られるミステリ。 ひとつは、二人の出会いから結婚、幸せな生活の最中に起きた妻の謎の死、真相究明に乗り出す夫という展開。ひとつは、死体は存在しないものの、微細な証拠を積み上げて徐々に殺人事件が立証されていくという展開をみせる。 最初は、全く異なる様相を呈していますが、クライマックスにはカチっと嵌まるという構成。 本書そのものが、結論は袋とじというワクワク(かつ面倒)なつくりになっているが、わかってしまうと、なるほどふーんである。返品保証つきというふれ込みと、袋とじに期待が大きくなりすぎたのか。 お話しの進め方は良いんだけどなぁ。 | ||||
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それは高品質の素晴らしいものです。 優れた小さな製品。 十分にお勧めできません。 まれにこれらの項目です。 私はこれが好きです それを使うのを待つことができません。 | ||||
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最後まで読んで、「その女アレックス」に似ていると感じた。書かれた時期を考えると、「その女アレックス」の方がこの作品に似ているのだけれど。 奇術師夫婦の出会いからの物語と、裁判の様子とが交互に語られ、一見何のつながりもないように見えるこの二つの話がどうリンクのするだろうか、と興味をそそられる。 さらに、袋綴じの存在が、どんな凄いどんでん返しを用意しているのだろう、という期待をいやが上にも盛り上げる。 期待を持ちすぎると、拍子抜けする。 真相は、凄いどんでん返しではなく、一見何の関係もないような話をうまく結びつけたものだ。 しかし、こんな方法で、本当に主人公は復讐を果たせると思ったのだろうか? | ||||
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