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バリンジャーは歯と爪を最初読んで中毒に成りこのサ゛ロンゲストセコンドはバリンジャー作品の翻訳の最後に読んだ作品でそれなりにスリルや緊張感得意のストーリーテラーでしたが結末が意外に後味ダークでファンとしてはビックリ勿論美しき罠も読後異様な感じに成るが…!ただパリンジャーの物語の過程は最高級は健在です | ||||
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アイデア勝負の作品ですが、今回再読して、仕掛けを知っていても楽しめることが分かりました。 ネタばれになるので具体的には書けませんが、仕掛けを知っていても、主人公の心情の変化、本文には書かれていない物語を想像して読むと、初読時の驚きとは違った感慨深さを味わえました。 | ||||
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喉を裂かれ靴を履いただけの裸体の男。記憶を亡くした瀕死の男の手がかりは靴の中の千ドルだけ。並行して語られるのは、同じシチュエーションで死亡した男の捜査という、出だしからぐっとくる謎が開陳されていく。 生き残った男は、警察に目をつけられながら、自分の過去を探るという展開は面白いのだが、このミステリは好き嫌いが分かれるアレ。 トリックのための無理矢理な人間模様が、ミスリードというより混乱に拍車をかける。そもそも、この手の作品はアイディアそのものを評価すべきなんだろう。嫌いではないが、現実感は全くない。 | ||||
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身内の蔵書を読む。 読解力がないせいなのか、疑問に思うことがいくつかあったけれど、 第二次世界大戦からあまり経っていない世界での話だから、 捜査に漏れがあってもしかたがないのだろう、 と解釈しながら読み進めた。 ラスト2行、抽象的な表現が、わかりにくい。 これは、○○なのか、それとも・・? 女性の立場からいえば、ラスト辺りの流れは素敵だ。 | ||||
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技巧を駆使して、読者に挑戦するサスペンス。 救急車で運ばれた「私」は、 喉を切られ、瀕死の状態だった。 服は着けておらず、 靴だけを履いているという格好で倒れていた。 しかも、過去の記憶を失っており、 自分が何者なのかわからない・・・。 物語は、この「私」が自分が何者なのか、 探っていくというものですが、 同時並行で、読者にとってとても不可解な状況と思われる 殺人事件が描かれていきます。 自分探しの一人称の章と、 殺人事件の捜査の章が交互に語られていくのです。 物語展開は、何だか、 ハリウッド映画のサスペンス物にありそうな感じ。 もっとも、良く解釈すれば、 1957年発表の本書の方が先駆的で、 メディアの方が影響を受けているのかもしれませんが、 現在ではありふれた感のある ストーリー運びに思えました。 ただ、映像向きのスピーディーな展開で、 どんどん読み進められることは確かです。 二つの物語が並行して描かれる作品の常として、 最後には、この二つが収斂する形でラストを迎えます。 そして、ラスト1行に決め手の一文があるのですが・・・。 このラスト、正直なところ、 肩すかしな感じがしました。 期待していた観点での意外性ではなく、 別の観点からの意外な結末だったものですから (ネタバレになるので、 このような表現しかできず、スミマセン)。 しかも、どこかで聞いたことのあるような内容のオチでした。 発表当時は衝撃的で意外性も高かったのでしょうが、 時代とともに新鮮さが薄れ、 傑作から転落してしまった・・・という感じの作品です。 | ||||
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