ホッグ連続殺人
- HOG (1)
- アメリカ探偵作家クラブ賞受賞 (1)
- ニッコロウ・ベイネデイッティ教授 (2)
- ホワイダニット (17)
- ミッシングリンク (19)
- 殺人鬼 (59)
- 米澤穂信の100冊 (47)
- 長門有希の100冊 (48)
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【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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事故か他殺か判然としない人たちの死に関与を伺わせる声明文を記者に送ってよこすHOGと名乗る人物。 | ||||
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クリスティの『ABC殺人事件』、クイーンの『九尾の猫』などに代表されるミッシングリンクものの有名作の一つ。 | ||||
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1979年度のアメリカ探偵作家クラブ最優秀ペーパーバック賞受賞作。かなりヒネリが利いたディテクティブミステリーである。 | ||||
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あまり面白くありませんでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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古本屋には、あまり外国の作家は、品薄でなかなかみつからなかったが、アマゾンでは安く早く購入できました。 | ||||
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推理小説の古典という感じ。 トリック自体、最初は画期的なものだったかもしれないが 今では、ちょっと新鮮味がないか。 でも、書かれた時代を考えれば 当時の雰囲気も味わえていい作品なのかもしれない。 | ||||
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ジャンルの枠に収まらない、一見奇妙な作品です。謎解きを中心にした本格ミステリと サイコスリラーが融合というか同居してます。途中の猜疑心が次々と生まれていく過程に もやもやしながら、ラストの謎解きにははっとさせられました。奇妙な味わいです。この 作家の別の作品も読みたくなりました。 | ||||
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70年代の米国ミステリは、ハードボイルド・警察小説・サスペンス物といった系譜が大半で、本格パズラー系のミステリはほとんど(少なくとも翻訳では)なかった。思いつくのはスラデックの『見えないグリーン 』(1977年)ぐらいだろうか? なので、本書が出たとき(原書1979年、邦訳1981年)、本格ミステリのファンは久々に本格物の傑作が出た、と歓喜したのである。特に瀬戸川猛資氏などが諸手を挙げて本書を絶賛した。 が、ちょっと激賞しすぎた反動か、そのうち巷の一般評価は「そんなに大したことないじゃん」ということになった。特に序盤に張られた伏線があからさま過ぎて、「犯人ミエミエじゃん」との批評が多い。 本作のメイントリックはいわゆるミッシングリンクに関わるものだが、私としては本家クリスティよりは、エラリー・クイーンの『九尾の猫』の影響が大きいと思う。都市型の無差別連続殺人という設定もそうだが、エンディングの風情(詳しくは言えない)がすごく似ている。 いずれにしても、本作ではミッシングリンクのお約束を「一ひねり」というか「裏返し」というか、そのへんにオリジナリティがある(あった)。 日本では、70年代までは清張流の社会派ミステリが隆盛したが、80年代に島田荘司や笠井潔あたりがパズラー復興的なミステリを書き始め、90年代の「新本格派」の隆盛につながった。新本格の作家たちは、片っ端から古いトリックを掘り返してはそのバリエーションを書きまくったので、90年代以降のミステリ読者は、本作のトリックぐらいではびくとも驚かないようではある。ましてや、古畑任三郎の一編で本作のもろパクリをやっていたりするので、あれ?どこかで見たようなネタだなあ、と思った方も多いかもしれない。 が、久しぶりに再読してみて、総じてプロットの組み立てもバランスよく無理のない構成になっているし、キャラの書き分けも堂に入っている・・・などと言っても今さらしょうがないか? わたくし的には、思わせぶりに「犯人が現場から持ち去ったものは何か?」とやったり、ベネデッティが「一週間以内に解決してみせる!」と大見得を切ったり、最後に「HOG」の意味深な象徴を解読をしたり、そのへんの古き良き時代的な「ケレン」が何とも楽しかった。 30年代の古典パズラーを巧くモダナイズした秀作、と評価したい。 | ||||
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今の目で見ると、確かにアレだなぁと思うけれども、楽しめる作品。 再読だけれども、「ホッグ」とは何かということにワクワクしながら読めた。 このタイプの「古典」になるのだと思う。ぜひ一読してもらいたいと思う。 | ||||
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